(写真/共同通信社)

金メダルを手に笑顔を見せる高藤直寿選手(写真/共同通信社)

“金井”は願いが“かなう”

【栃木県/金井神社】

 柔道男子60kg級金メダルのの高藤直寿(28才)はもともと“金”に縁がある。両親が金メダルを祈願して毎日のように通ったのが、地元・栃木県下野市にある金井(かない)神社だったからだ。

「親はもう祈ることしかできませんので、週に1度は必ずお参りしてきて、五輪のひと月ほど前からは毎日、雨の日も欠かさずお参りしていました。彼がこれまでけがをせずに柔道ができているのも、神社のおかげかもしれません」(父・憲裕さん)

 この金メダルはまさに親子で勝ち取ったといえるだろう。

“日本一”の神社

(写真/共同通信社)

初出場で金メダルを獲得した新井千鶴選手(写真/共同通信社)

【埼玉県/日本神社】

 柔道女子79kg級で優勝した新井千鶴(27才)は大会前、「必勝だるま」を贈られていた。贈り主は埼玉県本庄市児玉町にある日本神社。

「全国8万社の神社の中で、日本と名がつく神社は唯一ここだけ。日本で唯一=日本一ということで、社名にちなんでさまざまなスポーツ選手が参拝に来られます」(宮司・根岸義貴さん)

 児玉町はサッカーが盛んなことから、地元の商工会がサッカー日本代表を応援するため、サムライブルーのだるまを贈呈する活動を開始。そのブルーだるまが、今回は地元・児玉高校出身の新井と柔道代表チームにも贈られた。

 日本柔道で金9個を含む12個ものメダルラッシュが続いたのも、必勝だるまのご利益だろう。

(写真/共同通信社)

週末、参道の入り口の新井商店が開いていればブルーだるまをゲットできるかも(写真/日本神社提供)

※女性セブン2021年8月19・26日号

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