ライフ

コラムニスト深爪さん 姑に「自分の考えをはっきり述べるのは重要」

(Getty Images)

姑とよい関係を保つ秘訣とは?(Getty Images)

 嫁と姑が激しくバトルを繰り広げていたのは、過去の話。いまは、多くの嫁と姑が仲良くしているという。フォロワー約19万人の主婦コラムニスト・深爪さんも、「夫の母親が『嫁に対して適切な距離感を保つ人間』だったの、一生分の運を使い果たした感がある」など、姑との良好な関係をつぶやく。日頃、姑とはどういった話をしているのだろうか。深爪さんが語る。

 * * *
 義母との会話は、もっぱら子供の話ですね。加えて、いかに夫が素晴らしいかを滔々と語ったりもします。ほぼノロケです(笑い)。

 実際、夫は自分のことは自分でするし、家事も育児も積極的。それもこれも義母の教育の賜物と感謝の気持ちを素直に伝えています。夫を否定することは一切しません。軽い愚痴も言わないように気をつけています。

 ほかにも「価値観を押しつけない」「義母と自分は別のイキモノと考える」。この2つは意識しています。

 育児についても、

「お義母さんのときはそうだったんですね。でもいまはこれが主流で、私もそのやり方でやりたいです」

 と、遠慮せずに伝えます。姑だからといって全面的に意見を受け入れる必要はありません。敬意を払いつつも自分の考えをはっきりと述べるのは良好な嫁姑関係を保つためにはとても重要。意に沿わないのに、なあなあで受け入れていると、どんどん姑に侵食されてしまい、ストレスがたまるからです。幸い義母は、自分の価値観を押しつけたり、余計なお節介をするタイプではないので気が楽です。

 嫁姑戦争は、子供を所有物のように思う母親が、「かわいい息子を奪われた」と嫁に敵対心を持つことから勃発するものと考えています。料理の味つけしかり“自分”が絶対であり、隙あらば押しつけようとするので揉め事が起きる。そして嫁姑双方の中に「やっぱり自分(の家庭)がいちばん!」という思いがあると、ギスギスしたマウントの取り合いになってしまうのでしょう。

 * * *
 深爪さんは姑が「自分が育てた息子を信用しているし、その息子が選んだ女性なので何も文句はない」と言ってくれたことに感激したという。互いの立場や考え方を尊重できる関係――それこそ新時代の嫁姑関係に必要なのだ。

取材・文/桜田容子

※女性セブン2021年8月19・26日号

関連記事

トピックス

森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
日本人パートナーがフランスの有名雑誌『Le Point』で悲痛な告白(写真/アフロ)
【300億円の財産はどうなるのか】アラン・ドロンのお家騒動「子供たちが日本人パートナーを告発」「子供たちは“仲間割れ”」のカオス状態 仏国民は高い関心
女性セブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト