ライバル同士、五輪の舞台でも横に並んだ2人のトビウオ(撮影/JMPA)
萩野を起用経験がある、あるテレビ局スポーツ番組関係者は「ほかのメダリストのように、水泳を教えたり、解説の仕事もしながら、自身の栄光と挫折の経験談を独自で語っていきたいようです。昔なら講演会で全国回りでしたが、今はホリエモンやメンタリストDaiGo、キングコング西野亮廣らがオンラインサロンで月収数億円といわれる時代。彼ならそこを目指せるでしょう」と話した。
ある萩野の知人は「奥さんのシンガーソングライターmiwaさんも応援しています。彼女も、今後は歌手活動を控えめにして、夫のサポートとしてこのオンラインサロンに関与していくようです」と明かす。
ただ、ファンからは、注目度が高い東京五輪前に立ち上げた点や、曖昧な活動内容を訝しがられて、賛否が分かれているのも事実。
前出の知人は「萩野選手は、お調子者のライバル瀬戸大也選手とは違って、良くも悪くも純粋。だからこそ、不調時に一人放浪の旅に出たりと繊細でもあった。何事にも理想をまっすぐに追い求めるタイプなので、傍目にはふわっとした事業でも、本人は至って大まじめ。ただ、その美しい理想を周囲の人々に間違った形で利用されないかだけは、少々心配です」と話している。