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視力回復を目指す「人差し指遠近トレーニング」「眼球ストレッチ」のやり方

視野をチェックしながら人差し指遠近トレーニング

視野をチェックしながら人差し指遠近トレーニング

 近年目のトラブルを訴える人が急増している。パソコンやスマホの普及による利便性と引き換えに、私たちの目にかかる負担は近年増加の一途だ。二本松眼科病院副院長の平松類氏はいう。

「毎日の心がけとトレーニングによって、目の健康度は大きく変わります。忙しい人でも短時間で、誰もが簡単にできるケアで、一生健康な目を保つことができるのです」

 短時間で行える、眼球のトレーニングとストレッチを紹介しよう。

【視野をチェックしながら人差し指遠近トレーニング】
道具を使わずに人差し指だけで、見えるべき範囲でちゃんと見えているかチェック。

(1)片目ずつ行なう
左目をつぶり、右目の真ん前に右手の人差し指を立てる。

(2)指から目を離さずに
右目は人差し指を見たまま上下左右に動かした左手はどこまで見えるかを確認する。

(3)次はもう片方の目で
次は右目をつぶり、今度は左目で、同じように(1)と(2)の動きを繰り返す。

(4)見える範囲を確認する
手の動きを片目で捉えられず、見えない範囲が広くなってきたら要注意。

【両目の視力のバランスを保つピントストレッチ】
左右の目のバランスを保つことで、立体的に物が見えて、距離感をつかめるようにする。

(1)腕を伸ばして指を目の前に
左右の目の真ん中に1本指を立て、左右の目で見据えたまま指を遠ざける。

(2)指から目は離さない
今度は1本の指を見据えたまま、左右の目の真ん中まで近づける。

(3)ピントがズレたらもう一度行なう
指がぼやけて見えたら、また遠ざける。この動作を繰り返す。

(4)10回1セット
1日1セットのピントストレッチで、左右の目のバランスを整える。

※週刊ポスト2022年2月4日号

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