愛猫と戯れる佐村河内守氏
「現在は基本、YouTubeでしか新曲配信しか行っておりません。自身のやりたい曲──毎回違うジャンルの曲を配信させていただいております。一曲だけ歌モノをやってみたいと作曲配信しましたが、意中の歌い手さんに真っ当な理由でとても丁寧にお断りされました。その方との関係は良好ですので、誤解のないようお願いいたします。今の私にはファンはいないと思っておりますが、コロナ禍で大変な現状のなか、私にできるのは、ただただみなさまの健康をお祈りすることくらいでございます」
作曲に追われる毎日を送る佐村河内氏だが、テレビのニュースは気になり、とくにチベット問題、ウイグル問題、香港問題など海外情勢への関心が強いようだ。もっとテレビで扱われるべき問題なのに報道が少ない、と満たされず、ネットなどで情報収集。これが楽曲制作に反映され、現在は「次回作チベット問題の大作《Compassion》に追われて」いるのだとか。
制作意欲満々だ。作曲だけで生計がたてられているのか、気になるところ。かつては夫人が花屋で働き支えている、との報道もあったが、佐村河内氏の回答は「プライベートにつきお答えを控えさせてくださいませ」だった。
新垣隆氏との「サシの対談」を希望
2014年の騒動については、今、どう思っているのか。これについても、「大変申し訳ございませんが、現在お答えすることは差し控えたいです」とのこと。騒動の影響で現在は、精神科で「最重度のPTSD」の診断を受け通院を続けていると明かした。
「日々、自分なりにしんどい中、ごまかしながら作曲制作に取り組んでおります。楽しみといえば、深夜、病院で処方された睡眠薬を服用し、横になって韓国のクライムサスペンス映画『少女は悪魔をまちわびて』を毎晩観ること。そして、愛猫の、立ち耳のスコティッシュフォールドに癒されています。猫はかけがえのない大切な存在。野良猫にも名前をつけてかわいがっています。野良猫のたくましく生きる姿に尊敬と感動を覚えます」
騒動についてコメントを避けた佐村河内氏。だが、告発した新垣氏に対しては思うところがあるようで、このように訴える。