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大人の骨格になじむ「ピンクのチーク」 小顔効果も狙えるメイク術

山本

頬にニュアンスをプラスするアディクションの『ザ ブラッシュ ニュアンサー 004N』

 ヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんが、オトナのための美容情報を紹介。今回は、ピンクのチークについてのお話です。

 * * *
 年の春夏は、チークの新色がたくさん出ています。マスク生活がまだ続いているのに「なんで?」と思うかもしれませんが、チークをつけると顔がパーッと明るくなるので、マスクを取ったときの楽しみのひとつとして、買っておくのもいいですよ。

 質感や色みもいろいろですが、基本はやっぱりピンク。なかでもアディクションの『ザ ブラッシュ ニュアンサー 004N』のような、きれいな色のピンクのチークがおすすめ。「肌から浮きそう」と思うかもしれませんが、いわゆる「チーク」というより肌にニュアンスをプラスするような透明感のある質感。肌に薄いピンクのベールをのせたように仕上がるので、いつも使っているチークに重ねてもステキですよ。くすんだ肌をフレッシュに見せて、流行に関係なく「かわいい肌」になれます。

 使い方のポイントは、毛量がたっぷりあるチークブラシを使うこと。ブラシにたっぷりチークを取ったら、まずティッシュの上で余分な粉を落とします。そのブラシで頰の上に右から左、左から右と水平にシャシャシャッと重ねていきます。いままでのメソッドのように丸くのせるんじゃなくて、ラインで入れるの。こうすることで甘さのある色が、大人の骨格になじむんです。色はほとんどつかないんだけど、溶け込んだように血色がアップします。

 その後、ブラシに残ったチークをあご先やこめかみ、生え際にさっとつけると小顔効果も。きれいな色もほんとに薄くつければ肌の影になって、顔立ちを立体的に見せてくれるんです。

 メイクの仕上げにピンクのチークをサッと足すだけで、マスクで隠れていたとしても気持ちがフッと上がります。まだマスクは手放せませんが、春は自分のためにもメイクを楽しんでくれたらな、と思います!

【プロフィール】
山本浩未/ヘア&メイクアップアーティスト。1964年生まれ。「今すぐ実践できる」を発信する、メイクの第一人者。

※女性セブン2022年3月3日号

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