国内

「週刊ポスト」本日発売!「官房機密費」爆弾証言スクープほか

 5月27日発売の「週刊ポスト」は、スクープと生活情報を集めたスペシャル合併号。グラビアでは、昭和~平成の伝説的雑誌『GORO』の有名女優グラビアを復刻。「政治とカネ」に関して、税金から支出される「官房機密費」が自民党の選挙対策に使われていたという実名証言が飛び出した。さらに、降圧剤や風邪薬の知られざるリスク、野球や芸能の最新秘話など見逃せない特集が目白押しです。

今週の見どころ読みどころ

◆<重大証言が続々>官房機密費は「自民党の選挙対策」に消えた
自民党各派の裏金問題に端を発した政治とカネの問題が、ついに「政府の金庫」に飛び火した。中国新聞で元官房長官が「官房機密費を選挙対策に使った」と証言したことで、にわかに機密費疑惑に発展したからだ。本誌は官房長官や副長官、首相秘書官などの経験者に総力取材し、機密費の不適切な流用について数々の重大証言を得た。岸田首相は、今度こそ「悪いのは安倍派と安倍政治だ」という言い逃れはできない。

◆<追悼>中尾彬が本誌で語っていた「ねじねじ200本処分の真意」
81歳で亡くなった中尾さんは、本誌で「美女対談」を連載するなど、週刊誌読者にとっても親しみ深いタレントだった。近年は妻である池波志乃さんと終活に取り組んでいることも公言しており、本誌取材に対して、トレードマークである「ねじねじ」を大量処分したことを告白して注目されたことも。中尾さんは、ねじねじに加えてマンションやアトリエも手放しており、その心境について、「そこでできた友達は財産になっているからいいんだよ」と明るく語っていた。

◆<ジャイアンツ復活へ>原辰徳になくて阿部慎之助にあるもの
2年連続Bクラスという球団史に残る不名誉な低迷にあえぐ巨人が復活に向けて動き始めている。混戦セ・リーグにあって、ホームランに頼らない攻撃やバッテリーを中心とした守りの野球で気を吐いている。原監督時代には見られなかった若手や生え抜きの躍動の裏には阿部監督のチーム再建理論があった。森祇晶氏、広岡達朗氏ら大物OB、原監督研究の著書もある江本孟紀氏らが分析した。

◆<政界深層>政治資金改革で道連れはゴメン!? 公明が自民と「25年目の破局」
自民党と公明党が連立を組んでから四半世紀。下野した際にも固い結束を維持してきたが、ついに「別れの時」が訪れようとしている。政治資金規正法の改正では意見が一致せず、選挙区調整も暗礁に乗り上げている。公明、創価学会、政界のディープスロートに取材すると、このまま自民と組んでいれば、自らの支持も失うと覚悟した公明が、かつての「比例政党」に立ち返って自民と決別する道を歩み始めていることが見えてきた。

◆佐藤優が緊急分析――イラン大統領「墜落死」は本当に事故なのか
ガザ問題が泥沼化し、さらにイスラエルとイランの直接交戦まで起きているなか、イランのライシ大統領と外相がヘリで墜落死した。世界中の誰もがテロを想起したが、イラン政府は異例の早さで「事故だった」と発表して火消しに回った。しかし、元外務省主任分析官である佐藤氏は、「発表が早すぎる」と違和感を抱いた。航空機事故の調査には慎重さと長い時間がかかるものだからだ。その裏にある「恐ろしいシナリオ」とは――。

◆<衝撃ルポ>制度改悪、円安で「介護ヘルパーが消える!」恐怖の現場
いま全国の介護現場でヘルパーが足りずに介護サービスを受けられない悲劇が急増している。政府は4月、訪問介護の報酬を引き下げるという暴挙に出て、多くの施設で訪問介護をストップしたり、廃業したりする例が出ている。「施設から在宅へ」という、これまでの政府方針にも逆行する改悪だ。しかも、円安で外国人ヘルパーが逃げ出しており、このままでは介護保険制度そのものが崩壊しかねない。決して安くない保険料を負担してきた国民の怒りは最高潮に達している。

◆シャープ元社長が告白「いまさら液晶テレビを追いかけてもしょうがない」
「世界の亀山モデル」で一世を風靡したシャープが、テレビ向け大型液晶パネル事業からの撤退を決めた。その亀山工場の立ち上げをはじめ、「液晶のシャープ」を牽引した町田膳彦・元社長がインタビューに答え、「2000年頃には、日本の液晶が続くのは2010年までと言っていた。テレビを見る人が減ったいま、追いかけてもしょうがない」と語った。

◆病院では教えてくれない「薬の新常識」これだけは知っておけ!
我が国が世界一の薬漬け大国になった背景には、厚労省と医者、あるいは製薬会社の癒着や国民皆保険の弊害など、様々な背景が指摘されてきた。しかも最近になって、薬が体を壊し、命さえ奪う恐ろしい実態が次々と報告されている。「5大降圧剤のやめ方、減らし方」「生活習慣病薬の副作用と使用法」「市販の風邪薬に潜む重篤リスク」の3テーマで詳報する。

◆新NISA「半年でしくじってしまった人たち」が陥った「投資初心者病」
世界的な株高や新NISAブームで急騰した日本の株価も、年度が変わってからは下降線で、新NISAに挑戦した投資初心者のなかには、早くも損切りで大切な資産を失ってしまった人が多く出ている。そんな人たちの体験談と半年間の心境を聞いたうえで、専門家にアドバイスを求めた。

◆<徹底研究>生活スタイル別「5大ポイント」活用術で儲ける「男のポイ活」
各種ポイントを貯めて割引サービスを受ける「ポイ活」は、総じて男性より女性が研究熱心で詳しい。しかし、いまやあらゆる業種、あらゆる企業がポイントサービスに乗り出しており、「面倒だからやらない」では損をする。「5大ポイント」の特徴と活用術を紹介し、男性に特徴的な支払いスタイルに合わせたポイ活のコツをまとめた。

◆<完全保存版グラビア>雑誌『GORO』を彩った国民的スターたちの「輝く美身」
今年、創刊50周年に迎えた『GORO』(1974~1992年)は、当時の若い男性たちを虜にした。ライフスタイルや性生活、社会問題など幅広いジャンルで他のメディアの追随を許さない攻めた企画を連発したが、なかでも人気を支えた柱が有名女優たちのグラビアだった。数々生まれた“神回”のバックナンバーは、今も古書市場で高額で取引されている。今回、そうした人気グラビアから12人の貴重なカットを復刻掲載する。斉藤慶子(1982年)、川島なお美(1981年)、小林ひとみ(1987年)、つちやかおり(1988年)、長谷直美(1976年)ほか、ネットでも古書店でも入手できない美身がよみがえる。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連キーワード

関連記事

トピックス

鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
2才の誕生日を迎えた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
【9月6日で19才に】悠仁さま、40年ぶりの成年式へ 御料牧場、小学校の行事、初海外のブータン、伊勢新宮をご参拝、部活動…歩まれてきた19年を振り返る 
女性セブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
当時の水原とのスタバでの交流について語ったボウヤー
「大谷翔平の名前で日本酒を売りたいんだ、どうかな」26億円を詐取した違法胴元・ボウヤーが明かす、当時の水原一平に迫っていた“大谷マネーへの触手”
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
《同居女性も容疑を認める》清水尋也容疑者(26)Hip-hopに支えられた「私生活」、関係者が語る“仕事と切り離したプライベートの顔”【大麻所持の疑いで逮捕】
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
賭博の胴元・ボウヤーが暴露本を出版していた
大谷翔平から26億円を掠めた違法胴元・ボウヤーが“暴露本”を出版していた!「日本でも売りたい」“大谷と水原一平の真実”の章に書かれた意外な内容
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン