それが一転、反論ブログにはこう綴っている。
〈焼肉屋での晩餐を終えたところで、当該店舗にて、「お店(女性が勤務している神田のクラブ)にいこうかね」と、私から女性に告げたところ、自ら同伴を要望していたにもかかわらず、何故か女性の方から「今日は休みます」と、お店は休んで、ふたりで時間を過ごすことを希望されたのです。そうとなれば、お店で得られるであろう給与を補填してあげるべきと考え、「お店にでるといくらもらえるの?」と確認したところ、「2万円くらい」とおっしゃいました。そこで、多めに3万円とみて、さらに帰りのタクシー代として1万円を加算して、4万円をその場でお渡ししました。
すなわち、私がお渡しした4万円は、いわゆる「パパ活」といわれるような、素人の方が個人的なお付き合いをすることの対価としてお支払いしたものではなく、クラブに勤務される方の欠勤に対する給与相当額の補填としてお支払いしたものなのです〉
報道から1か月以上も雲隠れする間に「4万円は給与の補填だった」という理屈をひねりだしたとしか思えない。少なくとも最初の文書回答は虚偽だったことが明白だ。
他にも、吉川氏の反論には「女性とホテルの部屋に入ったこと」が書かれていない(7月16日配信記事【「ホテルで1時間半」18歳女子大生と飲酒の吉川赳議員 5200文字反論でも触れなかった「チェックイン」と「胸を見せて」】参照)など、保身が目立つ。
吉川氏が出した「4万円」も、元をただせば税金であることを忘れてはならない。