▼スクロールで次の画像

(画像 1 / 10)

甲状腺がん手術を執刀する筒井医師(右から2人目)。手術には必ず3人以上の専門医で臨む。緻密で正確無比な手技は芸術的と評される

甲状腺がん手術を執刀する筒井医師(右から2人目)。手術には必ず3人以上の専門医で臨む。緻密で正確無比な手技は芸術的と評される

(画像 2 / 10)

甲状腺がん治療の第一人者、筒井英光医師

甲状腺がん治療の第一人者、筒井英光医師

(画像 3 / 10)

気管支鏡を巧みに動かし、モニターを見ながら、気管内に浸潤したがんをマイクロ波で焼灼する筒井医師。甲状腺がんの気道浸潤を専門とする気管支鏡下腫瘍焼灼術を行なっているのは世界で唯一

気管支鏡を巧みに動かし、モニターを見ながら、気管内に浸潤したがんをマイクロ波で焼灼する筒井医師。甲状腺がんの気道浸潤を専門とする気管支鏡下腫瘍焼灼術を行なっているのは世界で唯一

(画像 4 / 10)

他病院で10年前に甲状腺がん手術を受けた患者に血痰が出現し、気管内に浸潤するがんが見つかった。紹介を受けた筒井医師が気管支鏡下腫瘍焼灼術を実施。【上】治療前。【中】焼灼後1か月。がんが凝固・縮小している。出血のリスクが減ってから分子標的薬治療を開始。【下】焼灼後12か月、分子標的薬治療開始後10か月。がんは消え、治療部の気管粘膜は再生し滑らかになった

他病院で10年前に甲状腺がん手術を受けた患者に血痰が出現し、気管内に浸潤するがんが見つかった。紹介を受けた筒井医師が気管支鏡下腫瘍焼灼術を実施。【上】治療前。【中】焼灼後1か月。がんが凝固・縮小している。出血のリスクが減ってから分子標的薬治療を開始。【下】焼灼後12か月、分子標的薬治療開始後10か月。がんは消え、治療部の気管粘膜は再生し滑らかになった

(画像 5 / 10)

甲状腺がんの位置や大きさにより、手術は全摘あるいは葉切除(片側だけ切除)となる

甲状腺がんの位置や大きさにより、手術は全摘あるいは葉切除(片側だけ切除)となる

(画像 6 / 10)

手術開始から30数分で切除した甲状腺の左葉。周囲の直径1ミリほどの反回神経をはじめ、迷走神経、動脈、静脈などを慎重に避けながらの速く精微な執刀は圧巻

手術開始から30数分で切除した甲状腺の左葉。周囲の直径1ミリほどの反回神経をはじめ、迷走神経、動脈、静脈などを慎重に避けながらの速く精微な執刀は圧巻

(画像 7 / 10)

手術野は径5センチと狭い。筒井医師が持つ白いハサミ状のものが最新のエナジーデバイス。出血させずに剥離・凝固・切開ができ、合併症を防ぐ効果が高い

手術野は径5センチと狭い。筒井医師が持つ白いハサミ状のものが最新のエナジーデバイス。出血させずに剥離・凝固・切開ができ、合併症を防ぐ効果が高い

(画像 8 / 10)

筒井医師率いる甲状腺外科チームのカンファレンスでは、それぞれの症例の手術・治療の方向性について医師たちが意見を出し合う

筒井医師率いる甲状腺外科チームのカンファレンスでは、それぞれの症例の手術・治療の方向性について医師たちが意見を出し合う

(画像 9 / 10)

切除した甲状腺左葉に付着した米粒大の正常副甲状腺。この副甲状腺を生着しやすいようにミンチ状にしてから、胸鎖乳突筋内に戻して自家移植する。副甲状腺は4腺あり、血液中のカルシウム濃度を調節する重要な役割を担う最小の内分泌臓器

切除した甲状腺左葉に付着した米粒大の正常副甲状腺。この副甲状腺を生着しやすいようにミンチ状にしてから、胸鎖乳突筋内に戻して自家移植する。副甲状腺は4腺あり、血液中のカルシウム濃度を調節する重要な役割を担う最小の内分泌臓器

(画像 10 / 10)

執刀した甲状腺がん手術は2000例以上。「全力を出し尽くし、手術が終わった瞬間に『やりきった!』と思える手術を毎回目指しています」

執刀した甲状腺がん手術は2000例以上。「全力を出し尽くし、手術が終わった瞬間に『やりきった!』と思える手術を毎回目指しています」

関連記事

トピックス

創価学会の「自民党離れ」は今年4月の衆院島根1区補選でも
【自公連立終焉へ】公明党の支持母体・創価学会の「自民党離れ」が進む 岸田首相の「解散やるやる詐欺」に翻弄され“選挙協力”は風前の灯火
週刊ポスト
殺人を犯すようには見えなかったという十枝内容疑者(Facebookより)
【青森密閉殺人】「俺の人生は終わった」残忍な犯行後にキャバクラに来店した主犯格の社長、女性キャストが感じた恐怖「怒ったり、喜んだり感情の起伏が…」近所で除雪手伝いの裏の顔
NEWSポストセブン
亡くなったことがわかったシャニさん(本人のSNSより)
《ボーイフレンドも毒牙に…》ハマスに半裸で連行された22歳女性の死亡が確認「男女見境ない」暴力の地獄絵図
NEWSポストセブン
長男・正吾の応援に来た清原和博氏
清原和博氏、慶大野球部の長男をネット裏で応援でも“ファン対応なし” 息子にとって雑音にならないように…の親心か
週刊ポスト
殺害された谷名さんの息子Aさん
【青森密閉殺人】手足縛りプラスチック容器に閉じ込め生きたまま放置…被害者息子が声を絞り出す監禁の瞬間「シングルで育ててくれた大切な父でした」
NEWSポストセブン
竹内涼真と
「めちゃくちゃつまんない」「10万円払わせた」エスカレートする私生活暴露に竹内涼真が戦々恐々か 妹・たけうちほのかがバラエティーで活躍中
女性セブン
史上最速Vを決めた大の里(時事通信フォト)
史上最速V・大の里に問われる真価 日体大OBに囲まれた二所ノ関部屋で実力を伸ばすも、大先輩・中村親方が独立後“重し”が消えた時にどうなるか
NEWSポストセブン
大谷が購入した豪邸(ロサンゼルス・タイムス電子版より)
大谷翔平がロスに12億円豪邸を購入、25億円別荘に続く大きな買い物も「意外と堅実」「家族思い」と好感度アップ 水原騒動後の“変化”も影響
NEWSポストセブン
被害者の渡邉華蓮さん
【関西外大女子大生刺殺】お嬢様学校に通った被害者「目が大きくてめんこい子」「成績は常にクラス1位か2位」突然の訃報に悲しみ広がる地元
NEWSポストセブン
杉咲花
【全文公開】杉咲花、『アンメット』で共演中の若葉竜也と熱愛 自宅から“時差出勤”、現場以外で会っていることは「公然の秘密」
女性セブン
京急蒲田駅が「京急蒲タコハイ駅」に
『京急蒲タコハイ駅』にNPO法人が「公共性を完全に無視」と抗議 サントリーは「真摯に受け止め対応」と装飾撤去を認めて駅広告を縮小
NEWSポストセブン
阿部慎之助・監督は原辰徳・前監督と何が違う?(右写真=時事通信フォト)
広岡達朗氏が巨人・阿部監督にエール「まだ1年坊主だが、原よりは数段いいよ」 正捕手復帰の小林誠司について「もっと上手に教えたらもっと結果が出る」
週刊ポスト