スポーツ

清原和博氏、慶大野球部の長男をネット裏で応援でも“ファン対応なし” 息子にとって雑音にならないように…の親心か

長男・正吾の応援に来た清原和博氏

長男・正吾の応援に来た清原和博氏

 清原和博氏(56)の長男・清原正吾(21)の活躍に注目が集まっている。昨秋4季ぶりに六大学リーグを制した慶応大野球部の新チームで4番を任されているのだ。清原氏は父として陰ながら支えているという。担当記者はこう言う。

「長男の正吾は少年野球チームで小学3年生から野球を始めたが、中学に進学するとバレーボール部、高校ではアメフト部に所属。大学で野球に再チャレンジしたことが話題となった。186センチ、90キロの恵まれた体格で、バレーボールやアメフトで鍛えた俊敏さも兼ね備えていたが、6年間のブランクは大きかった。内野守備でのミスが目立ち、3年まではレギュラーの座を掴めなかった。

 しかし、1~2年生が出場するフレッシュトーナメントで4番を務めるなど長打力を期待され、今年のオープン戦で結果を残したことで、この春季リーグ戦では4番・一塁でレギュラーの座を掴んだ。父・和博氏から打撃指導を受け、ひと冬で急成長した」

 最終学年を迎えた正吾は、「まだまだ粗削りでプロとして通用するレベルではない」(同前)ものの、期待は大きいようだ。

「この春はバットを短く持ちながらフェンス直撃の打球を何本か打っており、その“伸びしろ”を期待するスカウトもいる。知名度は抜群で、客が呼べる選手としてパ・リーグ球団の下位指名なら可能性は十分ある。スポーツ各紙が本塁打を期待して毎試合カメラマンを派遣しているほどです」(同前)

 父・和博氏はそんな正吾をスタンドで毎試合見守っている。母・亜希さん(55)は父兄席で観戦しているが、和博氏はネット裏に陣取る。慶大の試合では見慣れた光景となっているが、その真剣な表情に気圧されてか、誰も傍に寄ろうとしない。慶大野球部OBはこう語る。

「ジュニア(正吾)は明るくて、マスコミのインタビューにも本音で答えてくれるなどファンや観客にとっても親しみやすいのですが、キヨさん(清原)は正反対。最初の頃は現役時代のユニフォームや色紙を持ってサインをお願いするファンもいたが、キヨさんは全く受け付けようとしなかった。

 息子のプレーに集中したかったのもあると思いますし、何より、自分に注目が集まると息子にとっての雑音になってしまうことを心配してのことでしょう」

関連キーワード

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
立花孝志容疑者(左)と斎藤元彦・兵庫県知事(写真/共同通信社)
【N党党首・立花孝志容疑者が逮捕】斎藤元彦・兵庫県知事“2馬力選挙”の責任の行方は? PR会社は嫌疑不十分で不起訴 「県議会が追及に動くのは難しい」の見方も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン