2019年に誕生した家電メーカー・AINXは、「クリエイティブな家電、生活をスマートに」をコンセプトに、より快適で豊かな生活を叶える家電製品を生み出している。
そんな同社がまず開発・発売したのが食器洗い乾燥機だ。この今回紹介する『タンク式食器洗乾燥機 Smart Dish Washer UVmodel』は設置工事の必要がなく、タンクに給水すればすぐに使える。さらに「UV温風乾燥モード」を搭載している。
「設置工事不要の食洗機で初めて、温風乾燥機能を採用しました。LED UVライトで10分間照射を行い、最高75℃の温風で60分間、庫内と食器をしっかりと乾燥させます。カビや雑菌等の繁殖を防ぐので、梅雨や夏場でも安心してお使いいただけます」(上席副社長の酒井隆正さん・以下同)
上下に設置されたダブル構造のノズルは洗浄力が高く、特に上部の洗浄ノズルは大型で、食器をまんべんなく洗う。
「標準・急ぎ・低温・強力・ソフトの5つのコースがあり、45~55℃の高圧洗浄を行います。すすぎ温度は55~75℃。こびりついた油汚れも落とします」
標準コースの場合、洗浄時間は75分、洗浄温度は55℃、すすぎ温度は75℃だ。同コースの洗浄動作のみで99.5%の除菌率を達成した(日本ラボテック調べ)。
食洗機は大量の水を使用したり電気代が高いと思ってしまう人もいるが──。
「一般に、手洗いで水を1分間流しっぱなしにするだけで約12リットルの水を使用するといわれています(東京都水道局「くらしと水道・水の上手な使い方」より)。その点、この製品はタンク式のため、使用する水は1回あたり約4.8リットルのみ。大幅な節水が可能です」
電気代もお財布にやさしい。標準コースで1日2回使用した場合、1か月の電気料金は約1002.37円だ(全国家庭電気製品公正取引協議会で定める1kWhあたりの電気料金単価、27円で計算)。
設置性にも優れている。必要最小設置面積は幅約40×奥行約35cmとコンパクトでシンクの脇にも収まりやすい。排水できるところであれば、設置場所は選ばない。