●熊野皇大神社(長野県⇔群馬県)

長野県⇔群馬県:熊野皇大神社

長野県⇔群馬県:熊野皇大神社

 長野県側は「熊野皇大神社」と呼ばれるが、群馬県側では「熊野神社」。日本武尊(やまとたけるのみこと)が建立したと伝わる古社で、1つの境内に2つの宗教法人が並存。賽銭箱も2つ並ぶ。

境内の石畳に埋め込まれた県境標

境内の石畳に埋め込まれた県境標

熊野皇大神社(長野県⇔群馬県)の場所

熊野皇大神社(長野県⇔群馬県)の場所

●JR日田彦山線「宝珠山駅」(福岡県⇔大分県)

福岡県⇔大分県:JR日田彦山線「宝珠山駅」(作画/田仕雅淑)

福岡県⇔大分県:JR日田彦山線「宝珠山駅」(作画/田仕雅淑)

 九州で唯一県境をまたぐ駅。ホームの約3分の1が大分で、残りが福岡。県境には標柱が立つ。境界線には地元特産の小石原焼の陶板が埋め込まれている。

JR日田彦山線「宝珠山駅」(福岡県⇔大分県)の場所

JR日田彦山線「宝珠山駅」(福岡県⇔大分県)の場所

●平地の三県境(埼玉県⇔群馬県⇔栃木県)

埼玉県⇔群馬県⇔栃木県:平地の三県境

埼玉県⇔群馬県⇔栃木県:平地の三県境

 3つの県が交わる県境は全国で48か所ほど。ほとんどが山頂や河川の中だが、唯一平地に位置している。歩いて行けるので、初心者でも気軽に行ける名所として知られている。

平地の三県境(埼玉県⇔群馬県⇔栃木県)の場所

平地の三県境(埼玉県⇔群馬県⇔栃木県)の場所

【プロフィール】
田仕雅淑(たし・まさよし)/1971年生まれ、東京都出身。ゲーム会社や測量会社を経てフリーのイラストレーターに。現在、「ぱとタシオ」のペンネームで県境を紹介する同人誌活動を続ける。

取材・文/小野雅彦 地図製作/タナカデザイン

※週刊ポスト2022年9月9日号

関連記事

トピックス

裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン