週刊ポストは今年4月、7月の参院選の新顔候補を取材するため長野県内を取材していた。長野選挙区は補選を含めて過去3回の参院選で野党が勝利していたが、自民党が地元で人気のタレント松山三四六氏を擁立。選挙戦前から激戦が予想されていた。
各陣営の取材に訪れたところ、選挙戦以上に話題にのぼったのが丸山容疑者だった。野党陣営からは「選挙が終わったら逮捕されるのではないか」という声があがり、ときには「東京ではどういう話で伝わっている?」と逆取材を受けることも。猫の手も借りたいはずの自民党陣営からも「逮捕が近いと聞いているので応援してもらうのはちょっとリスクが……」と厳しい声が聞こえていた。
父親でもあった丸山容疑者。長野市内の自民党員は「残された子供はどうなるのか……」とぽつりと言葉を漏らしていた。
笑亀マンになった容疑者
プロフィールには「笑亀マン」の文言が(本人のFacebookページより)
当選後、花束をうけとる丸山容疑者
イケメンとしても有名だった丸山容疑者
笑亀マンは酒の精霊だった
規制線が張られた丸山大輔・長野県議の自宅(時事通信フォト)
昨年12月ごろの丸山大輔・長野県議(時事通信フォト)