現在、日本でも大麻からつくられる難治性てんかん治療薬「エピディオレックス」の治験が開始されるなど、医療用大麻の解禁を中心に、産業用大麻の規制も見直される見込みだ。
「おそらくは、現在の部位規制(大麻草の成熟した茎や種から抽出したCBDだけが認められる)がなくなり、THCの濃度規制が敷かれるのではないかとみています。THCは、同じく麻からつくられる七味唐辛子などにもごくわずかながら含まれているといわれます。人体に影響のないTHC濃度基準を国が設け、適法安全なCBD化粧品が流通することを期待しています」
これからは、CBD化粧品が一家に1つの“常備薬”のようになる時代が来るかもしれない。
※女性セブン2023年1月1日号