芸能

《哀悼秘話》もんたよしのりさん逝去 西城秀樹さんと固く結ばれた友情「ギャランドゥってなんだ?」

もんたよしのりさん

亡くなったもんたよしのりさんの西城秀樹さんとの友情が注目されている

 10月18日、シンガーソングライターのもんたよしのりさんが大阪の自宅で大動脈解離のために亡くなった。享年72。親族だけで葬儀を済ませた後、訃報は10月22日に公式ブログを通じて公表された。

「朝方、自宅のトイレで意識を失っているところを発見され、病院に搬送された後で息を引き取ったそうです。今年8月に神戸で約4年ぶりのライブを行い、9月下旬にもNHKの音楽番組『うたコン』に生出演したばかりでした。直前まで体調の異変などは見られなかったそうで、所属事務所も《あんなに元気でいつもパワフルだったもんたが、天国へ向かうなんて、今もまだ信じられない気持ちでいっぱいです》とコメントしています」(スポーツ紙記者)

『うたコン』は久々に出演した歌番組で、もんたさんは自身の最大のヒット曲『ダンシング・オールナイト』と、西城秀樹さんに提供した『ギャランドゥ』を熱唱。SNSのトレンドに入るほど注目されたことに感激し、ブログに《こんなご褒美もらえるねんなぁ~! 又、がんばろうと素直に思える。みんなに感謝です。ありがとう!》と綴っていた。

 今後の活動を《ミュージシャン人生の最終章》と位置づけていたもんたさんにとっては、音楽をやることこそがいちばんの“栄養剤”だった。インタビューでも《新しい自分が出来上がってきた。今、ものすごいフレッシュやねん》(『神戸新聞NEXT』7月28日付)と語り、ファンに自身の生き様を見てほしいと呼びかけていたという。

「2018年5月に旧知の西城秀樹さんが亡くなったとき、大きなショックを受けたもんたさんはブログに《一つの時代の終わりを感じます》と記していました。1983年に発表された秀樹さんの代表曲『ギャランドゥ』はもんたさんが作詞と作曲を手がけた作品です。

 所属事務所を独立した秀樹さんが、友人のもんたさんに『一発目の曲を書いてほしい』と依頼し、秀樹さんの自宅で朝までかかって書き上げたのだとか。出来上がった歌を聴いた秀樹さんは『ギャランドゥって何だ?』と、不思議に思ったそうですが曲は大ヒットを記録し、その年の日本レコード大賞で金賞を受賞しました」(レコード会社関係者)

 西城さんは後に、コラムでこう振り返っている。

《後ろ盾がなくなって誰も寄ってこないときに、「やあやあ」って遊びにきてくれたもんたよしのりには本当に感謝している。独立後の最初のヒットだったしね》(『週刊朝日』2008年11月7日号)

 10月26日発売の『女性セブン』では、闘病中だった西城さんがもんたさんに語った心境、もんたさんの知られざる闘病秘話などについて詳報している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

被害男性は生前、社長と揉めていたという
【青森県七戸町死体遺棄事件】近隣住民が見ていた被害者男性が乗る“トラックの謎” 逮捕の社長は「赤いチェイサーに日本刀」
NEWSポストセブン
体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA)
体調不調が長引く紀子さま、宮内庁病院は「1500万円分の薬」を購入 “皇室のかかりつけ医”に炎症性腸疾患のスペシャリストが着任
女性セブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
1980年にフジテレビに入社した山村美智さんが新人時代を振り返る
元フジテレビ・山村美智さんが振り返る新人アナウンサー社員時代 「雨」と「飴」の発音で苦労、同期には黒岩祐治・神奈川県知事も
週刊ポスト
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
【視聴率『愛の不時着』超え】韓国で大ヒット『涙の女王』 余命宣告、記憶喪失、復讐など“韓国ドラマの王道”のオンパレード、 華やかな衣装にも注目
【視聴率『愛の不時着』超え】韓国で大ヒット『涙の女王』 余命宣告、記憶喪失、復讐など“韓国ドラマの王道”のオンパレード、 華やかな衣装にも注目
女性セブン
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
タイトルを狙うライバルたちが続々登場(共同通信社)
藤井聡太八冠に闘志を燃やす同世代棋士たちの包囲網 「大泣きさせた因縁の同級生」「宣戦布告した最年少プロ棋士」…“逆襲”に沸く将棋界
女性セブン