ビジネス

【いまこそ賢く】大切な資産は「外貨」で守りながら増やす!

円安と値上げに負けない最先端家系防衛術とは

円安と値上げに負けない最先端家計防衛術とは

 2023年に続き、今年も約1600品目の食品が値上げされる見通しだ。昨年ほどの品数ではないにしろ、一度上がった物価は簡単には下がらない。止まらない円安で、暮らしの苦しさは増すばかり──「円」が安くなる一方なら、ドルやユーロなどの「外貨」に目を向けてみてはどうだろう。外貨で、資産が減るのを防ぐだけでなく増やすことも考えてみよう。

 コロナ禍まっただ中の2021年から急速に進んだ円安。一時は1ドル=150円を超えて日本円の価値の下落は進み、“異次元の物価高”はいまも私たちの生活を圧迫し続けている。

 なんとか家計を守ろうと必死に節約し貯金しても、とても追いつきそうにない。

 ファイナンシャルプランナーの松岡賢治さんは、円安のいちばんの問題は「日本円の価値そのものが目減りすること」だと話す。

「仮に100万円持っていたとしても、物価が上がり続けているいまの日本では、同じ100万円で買えるものは減ってきています」(松岡さん・以下同)

 いまの日本で、日本円を現預金で持ち続けることは、資産をじわじわと減らし続けていることにほかならないのだ。

 それにもかかわらず、2023年の日本銀行の統計によると、日本の家計の金融資産の95%が「円建て」で、そのうち54.2%が「現預金」で保有されている。

 現在、日本のメガバンクの定期預金金利(1年もの)はわずか0.002%ほど。バブルの頃とは打って変わって、銀行に日本円でお金を預けておいたところで、ほとんど増えることはない。

「中長期的に持続可能な経済成長率を示す『潜在成長率』が高まらないと、金利はなかなか上げられない。ですが、日銀が発表した日本の直近の潜在成長率はわずか0.5%以下と、日本の経済成長の展望は低い。

 2024年以降はやや円高傾向という見方もありますが、こうした予測は外れることも多い。長期的にみても、この先日本の金利が大きく上がるとは見通しにくいでしょう」

 いまが底値と思いきや、この先、日本円の価値がもっと落ち込んでしまうかもしれないということ。

 日本が豊かだった頃と同じ方法では、資産を守ることは難しくなっているのだ。

資産防衛として「外貨両替」がおススメ

 この超円安時代に備えた有効な“資産防衛術”の1つが「外貨保有」だ。「外貨保有」で一般的なのは「外貨預金」。日本円を「外貨」に替えて預ける預金で、「外貨定期預金」「外貨普通預金」などがある。

「資産を外貨で保有するもっとも大きな恩恵は、その国の金利が得られること。例えば、米ドルの政策金利は現在5.5%で、短期金利も5%前後となっています。

 現在、米ドル以外にも金利の高い通貨は多く、諸説ありますが、歴史上もっとも由緒正しい資産運用の方法は複数の通貨に分散して保有することだったといわれています」

 ただ、資産防衛として複数の通貨に分散して保有するという点では、外貨預金よりもFX会社で日本円を外貨に「両替」して保有する方が便利だ。

 外貨預金と違い、外貨に両替して保有しても金利はつかないが、為替相場の変動次第では利益が出ることもある。

 業界老舗のセントラル短資FXでは、自分の好きなタイミングでいつでも外貨に両替でき、両替だけで資産を増やすことも可能な「両替サービス」を提供している。

 例えば、100万円を口座に預託して、1ドル=140円で米ドルに両替した場合、仮に一時的に円安が進んだタイミングの1ドル=145円で日本円に戻すと、約3万円増えることになる。

「両替するだけ」で増えることも

 もちろん、為替相場は上下するので、逆方向の円高のタイミングで日本円に戻せば損失が出る。その場合は外貨のまま保有し続けたり、複数の外貨に分散して保有したりすれば、通貨安による影響を減らすことができる。

 この先、円安が進むことを心配するのであれば、円資産の一部を「両替サービス」で外貨に替えて持つことが、自分の資産を守ることにつながる。外貨定期預金と違い、満期に縛られることなく、こちらのサービスで自分の好きなタイミングで保有する外貨と日本円の資産構成を変えられるのは大きなメリットだ。

 銀行の米ドル両替レートでは1円程度のコストがかかるが、こちらの両替サービスではどの外貨でもわずか10分の1の10銭とお得。しかも、米ドルは1セントから両替でき、余すことなく日本円に替えられるのもうれしい。

 セントラル短資FXの口座は、1つの口座で日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、スイスフランの8つの通貨を保有できる「マルチカレンシー口座」。複数の通貨を1つの口座にまとめて管理できる仕組みもありがたい。

 しかも、円も外貨も「全額信託保全」される。外貨預金が預金保険対象外なのに対し、こちらは円換算ベースですべて保護されるので、安心して資産を預けられる。

海外旅行・出張費用も「手数料ゼロ」で用意できる

 外貨両替は、資産防衛以外にも役立つ。

 セントラル短資FXの両替サービスで替えた外貨は銀行口座にいつでも出金でき、海外旅行や海外出張などに必要な外貨も、コストを大幅に抑えて用意できる。

 メガバンクの三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行(本店)宛てであれば、口座からの外貨出金手数料は無料になるのも、大きなメリットだ。出金した外貨で、海外出張や留学中の家族に海外送金することもできる。

 外国株などの「外貨建て金融商品」の購入に必要な外貨も、先に、こちらの両替サービスを利用すればコストを大幅に抑えられる。

 もちろん、隙間時間で気軽にFX(外国為替証拠金取引)にチャレンジすることも可能。やり方次第では比較的リスクを抑えてお金を運用できる。

「FXでは入金額の最大25倍までの外貨を取引できます。

 ただそれだとリスクが大きいので、あえて3倍など低い倍率で円より金利の高い米ドルを買って、リスクを抑えながら買い保有すれば、金利差相当のスワップポイントという日銭を得ることもできます」

 家計防衛にも、資産運用にも。これからの時代は「外貨」で賢くお金とつきあっていこう。

「マルチカレンシー口座」ここがスゴい!

・1つの口座で8つの国の通貨を管理できる

 1つの口座で、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、スイスフランの「8つの通貨」の保有・両替が可能。経済の動きに合わせてより有利な通貨で保有するなど、柔軟な資産形成ができる!

1つの口座で8つの国の通貨を管理できる

・「全額信託保全」される

 口座に預けた外貨は「全額信託保全」。外貨預金は「預金保険対象外」なので、セントラル短資FXの方が安心度が高い。

・米ドルなら1セント単位で行える

 米ドルは1セント単位から両替が可能。ドルから円に戻したいときも、余すことなく両替できる。

●協力/セントラル短資FX

※店頭外国為替証拠金取引においては、預託した証拠金の額を大きく上回る額の取引を行うことも可能ですが、外国為替相場や金利の変動等により、預託した証拠金の額を上回る損失が生じる可能性もあります。取引証拠金として、想定元本の4%(「法人口座」は法令等で規定する方法で算出した為替リスク想定比率)以上の額の必要証拠金を予め預託いただく必要があります。取引レート、両替レートおよびスワップポイントの売値と買値には差が生じます。取引手数料は無料、受渡手数料は1万通貨につき500円、顧客報告書発行手数料は無料(郵送の場合のみ、1件につき1,100円)です。取引に際しては、「店頭外国為替証拠金取引説明書」等の内容を十分にご理解いただき、ご自身の判断と責任においてお取組みください。
セントラル短資FX株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第278号 加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会

トピックス

中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
X子さんフジ退社後に「ひと段落ついた感じかな」…調査報告書から見えた中居正広氏の態度《見舞金の贈与税を心配、メッセージを「見たら削除して」と要請》
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走 “一管理職の職責を超える\\\"心労も
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
【女占い師が逮捕】どうやって信者を支配したのか、明らかになった手口 信者のLINEに起きた異変「いつからか本人とは思えない文面になっていた」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
「スイートルームの会」は“業務” 中居正広氏の性暴力を「プライベートの問題」としたフジ幹部を一蹴した“判断基準”とは《ポイントは経費精算、権力格差、A氏の発言…他》
NEWSポストセブン
大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”4週連続欠場の川崎春花、悩ましい復帰タイミング もし「今年全休」でも「3年シード」で来季からツアー復帰可能
NEWSポストセブン
騒動があった焼肉きんぐ(同社HPより)
《食品レーンの横でゲロゲロ…》焼肉きんぐ広報部が回答「テーブルで30分嘔吐し続ける客を移動できなかった事情」と「レーン上の注文品に飛沫が飛んだ可能性への見解」
NEWSポストセブン
佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン