1年8か月ぶりにアルバムをリリースするGENIC
GENICの進化が止まらない！ 前作から1年8か月ぶりにリリースする3rdアルバム『N_G』（3月6日発売、エイベックス）では、7人のメンバー全員が1曲ずつセルフプロデュースに挑戦。ダンス＆ボーカルグループという枠にとどまらない、アーティストとしての抜群のセンスと確かなスキルの高さを証明して見せたGENIC。2019年11月にグループを結成してから5年目を迎える今年、このアルバムをもって第2章スタートを宣言するGENICが見据える未来とは──？
今回は、アルバムの目玉であるメンバーのセルフプロデュース楽曲について、メンバー同士で制作秘話について直撃してもらいました。（全5回の3回）
──今回は、メンバー同士でお互いの楽曲制作について質問をしていただく続きとなります。
西澤呈「鞠杏ちゃんの『Checkmate』は、歌詞を見ると結構アグレッシブで、這い上がっていく気持ちとか、強い気持ちを歌っているなと思って。それはリアルに自分が経験した悔しかったことをもとにして、反発心やアグレッシブな気持ちを歌っているのか。自分の中で1人の主人公をつくって、その子を想像して書いたのか、どっちなのかなーと」
金谷鞠杏「どちらかといわれたら、リアル」
西澤「もしリアルな方だったら、相当、壮大な人生を歩んで来て出来た歌詞なんじゃないかな!?と思ってたんだけど」
金谷「私はもともと曲作りというよりも、曲をつくった人がどんな思いでつくったのか…という過程に興味があるタイプで。前に竜暉と呈くんに、どういう風に曲を書いているのか聞いたことがあったでしょう？ 竜暉は好きなアーティストの曲を聞いたりしながら、勉強をしているって言っていて。呈くんは日頃から、とにかくメモをしている…と。ちょっとのことでもメモをしてボイスレコーダーに入れていると言っていたから、私も文章を書くことが好きだからバーッとメモをするようにしていたの。そこから言葉を抜粋しつつ、歌詞を共作したJUNさんに私のいままでの人生をざっくり書いたものを送って…。やっぱり、私がどういう人なのか理解してもらわないと曲はできないんじゃないかなって思ったから」
