国内

【青森密閉殺人】覚醒剤受刑者と路上生活者を雇い、殺人事件の共犯に 主犯社長と被害者が抱えていた長年のトラブル「殺される前に殺した……」

主犯の十枝内容疑者(左)共犯の竹内容疑者

主犯の十枝内容疑者(左)共犯の竹内容疑者

 今年4月、青森・七戸町でプラスチック製の容器に詰め込まれ、土中に埋められていたトラック運転手・谷名幸児さん(54)の遺体が見つかった事件。

 NEWSポストセブンは谷名さんの息子Aさんに取材した。シングルファザーとして男手ひとつで育てた父親を失い「大切な父がなぜ殺されなければならなかったのか」と話している。一方、谷名さんを殺害した容疑で逮捕された元勤務先『十枝内運輸』の社長、十枝内伸一郎容疑者(47)は逮捕前に繁華街のキャバクラなどに姿を見せていた。なぜ十枝内容疑者は社員2人とともに、残酷にも谷名さんの命を奪ったのか。双方をよく知るCさんに取材した。

 Cさんは、十枝内容疑者とは同級生で小学生の頃から交流があるという。

「十枝内も谷名さんも地元のちょっと悪い仲間です。もともと、十枝内は会社でいちばん良いダンプを谷名さんに乗らせるほど、面倒を見ていました。給料面も優遇していた。ただ谷名さんは給料の前借りをするし、何よりも問題だったのは昼間からビールを飲んで運転していたんです。十枝内が注意をしても止めないから、クビにした。5年ほど前のことだったかと思います。

 十枝内は谷名さんにビビっていたから、クビにした後に2人で会うことがあったんですが、そこに俺も同席したんです」

 なぜ、社長の十枝内容疑者が谷名さんを恐れていたのだろうか。

関連記事

トピックス

司忍組長も姿を見せた事始め式に密着した
《山口組「事始め」に異変》緊迫の恒例行事で「高山若頭の姿見えない…!」館内からは女性の声が聞こえ…納会では恒例のカラオケ大会も
NEWSポストセブン
M-1での復帰は見送りとなった松本(時事通信フォト)
《松本人志が出演見送りのM-1》今年の審査員は“中堅芸人”大量増へ 初選出された「注目の2人」
NEWSポストセブン
浩子被告の顔写真すら報じられていない
田村瑠奈被告(30)が抱えていた“身体改造”願望「スネークタンにしたい」「タトゥーを入れたい」母親の困惑【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
「好きな女性アナウンサーランキング2024」でTBS初の1位に輝いた田村真子アナ(田村真子のInstagramより)
《好きな女性アナにランクイン》田村真子、江藤愛の2トップに若手も続々成長!なぜTBS女性アナは令和に躍進したのか
NEWSポストセブン
原英莉花(時事通信フォト)
女子ゴルフ・原英莉花「米ツアー最終予選落ち」で来季は“マイナー”挑戦も 成否の鍵は「師匠・ジャンボ尾崎の宿題」
NEWSポストセブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
陛下と共に、三笠宮さまと百合子さまの俳句集を読まれた雅子さま。「お孫さんのことをお詠みになったのかしら、かわいらしい句ですね」と話された(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
【61才の誕生日の決意】皇后雅子さま、また1つ歳を重ねられて「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら…」 陛下と微笑む姿
女性セブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン