すき家がネズミ混入を認める（時事通信フォト。写真は東京都港区の店舗であり当該の店舗ではありません）
大手牛丼チェーン「すき家」の味噌汁の中に、ネズミの死骸が混入していた事案。「すき家」は3月22日、公式HP上で混入を認めて謝罪したが、事態の発生から発表までに約2ヶ月かかったことを含め、物議を醸している。
今回のショッキングな出来事は、まさにネズミの混入した味噌汁を提供されたネットユーザーによる報告から、徐々に注目を集めた。
当該のユーザーは、Googleマップ上の「すき家 鳥取南吉方店」のクチコミ投稿に〈2028／1／21（火）am8：00頃 たまかけ朝食を注文したところ味噌汁の中にねずみの死骸が混入していました。考えられません。一応保健所と本社には連絡しました。これ以降食欲が湧きません〉（原文ママ）と書き込み、実際に提供された味噌汁の画像も公開。
あまりにも目立つ形でネズミが味噌汁のなかに入っていたこと、さらに「すき家」サイドから何の声明も出ないまま約2か月経過していたことなどから、SNS上では「生成AIを使ったフェイク画像ではないか」という声も上がっていた。
しかし、NEWSポストセブンが3月21日に質問状を送ると、「すき家」は翌日にHP上で〈1月21日午前8時頃、当該店舗にてお客様より従業員へ、喫食前の「みそ汁」に異物が混入しているとのご指摘をいただきました。その場で従業員も目視を行い、異物が混入していたことを確認しています〉などと公表し、混入の事実を認めたのだった。
