インスタグラムに載せられた大谷・真美子夫妻と水原一平夫妻(現在は削除済)
「Aさんは1月、裁判所に夫の減刑を求める手紙を提出しています。そこでは、Aさんが両親や親族をすでに亡くし、水原氏しか家族がいないことを明かしていました。夫が罪を犯しても寄り添い続けているのは、2人の間に強い絆があるからでしょう」
とはいえ、最愛の妻を含めた面会希望者が頻繁に来られないとなると、水原受刑者は孤独な獄中生活を送ることになるかもしれない。
「“新天地”では、他の収監者とうまくやっていけるか否かが鍵を握る。収監者同士の性的暴行や性的嫌がらせも報告されているので、水原氏が同様の被害に遭わないとも限りません」
他の収監者と関係を築く上で重要になるのが、コミュニケーションの取り方だ。しかしこの刑務所には、水原受刑者が陥るかもしれない「落とし穴」がある——後編記事では、刑務所内にひそむ“誘惑”や、服役中にも課されている大谷への「意外な返済額」について伝えている。
(後編につづく)