「ヨン様だけじゃなくて俺の写真も飾ってよ!」と自ら打診したという国分
「反響がすごくて」
「小学生の頃は地元の少年野球をやっていました。うちの店には監督と他のチームメイトの子と、練習終わりによくラーメンを食べにきていましたよ。食べ終わると『ごちそうさま!』と挨拶して帰っていく、そんな可愛い普通の男の子でした。何をしてしまったのかはわからないけど、ショックです」
デビュー前夜、国分は大型団地で家族と生活し、まわりの子どもとなんら変わらない日々を送っていたようだ。今はなきその団地の周辺を取材すると「あんないい子が……」「不祥事なんてあり得ない」などといった声が多く聞かれた。
そんななか、中学生時代の彼を知る靴屋の店主は「昔のヤンチャな一面が出てしまったのかね……」と取材に打ち明ける。
「デビュー前はかなり不良だったよ。そこの公園で不良仲間とよくだべってたね。見かねた近所の焼肉屋のおばちゃんに『そんなとこで悪いことしていたら先生にバレるよ! うちへ来なさい』とお店の2階にかくまわれたりしたこともあったっけ。
悪ぶってたけど、地元には愛着あったんじゃないかな。同窓会なんかには顔を出すこともあったと聞いてるし、ロケで近くに来たときなんかも、馴染みの店に必ず顔を出してくれていた。こっちではいい評判ばかりだね。余談だけど、テレビロケで国分くんがうちの店に来てくれたあと、反響がすごくて、その後の何年かの売り上げが倍以上になった。そのとき、『やっぱりスターなんだな』って思わされました。