芸能

猫ひろしの義父 「芸は意味不明だけど五輪には出てほしい」

「猫ちゃんね…う~ん、2時間37分だったのか。残念だったね」

猫ひろし(34)が2007年に結婚したA子さんの父親はそういうと、その新聞記事を真剣に読み始めた。

来年のロンドン五輪に出場すべく、選手層の薄いカンボジアを選んだ猫。11月初旬には同国の国籍を取得し、16日には五輪選考レースを兼ねた「東南アジア競技大会」に出場した。

しかし、選考基準にわずか6分及ばず、五輪への切符獲得は次の選考レースに持ち越しとなった。とはいえ婿の奮闘ぶりに、A子さんの父親はこう語る。

「お笑い芸人が国籍を取得して、オリンピックの祭典に出る。常識では到底越えられない社会の壁をぶち破ろうとしている。そこにぼくはエールを送りたい。男として私は評価しています。テレビで初めて彼の“ニャー”という芸を見たとき、彼が何を訴えたいのかわからなかったけどね(笑)」

さらに義理の父は猫についてこう話す。

「娘は猫ちゃんのことを、“彼には将来がある”とこれまで口癖のようにいってきました。ぼくがテレビで見る限りは、どこに将来があるのか全然わからないんだけど(苦笑)。でも、ここまできたら、頑張ってやり通して、オリンピックに出てもらいたいね」

※女性セブン2011年12月8日号

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