スポーツ

元大関・小錦 犬の糞巡るトラブルで近隣住民が被害届を提出

「大きな体がぐっと近づいてきて、いきなり手が出てきた。一瞬何が起こったかわかりませんでした」

こう恐怖の体験を語るのは、都内・墨田区に住む会社員Aさん。11月12日、午前10時頃、元大関の小錦(47)とトラブルになり、警察に被害届を出したというのだ。

Aさんの証言を元に当日の様子を再現してみよう。その日、家にいたAさんは、窓から外を眺めると、ゴールデンレトリバーを連れた小錦夫妻がやってきた。

「小錦さんの犬が、私の家の敷地内にフンをしたんです。そのまま立ち去ろうとしたので、片付けるように注意しました」(Aさん)

ところが、小錦は「自分の犬のフンではない」と主張。そこで再度注意するAさんの胸元に張り手が飛び出してきたというのだ。思わぬ事態に驚くAさんの横で、小錦の奥さんがフンを片付け始めた。だが、なぜか小錦は再度、手を出してきたという。

「小錦さんは、私が注意するときに、奥さんに触っただろうといって、また叩いてきた。これ以上は危険だと思い警察に電話したんです。でも、警察が来る前に2人はいなくなってしまった。その後の現場検証で、警察は現場に残っていた犬のフンももっていきましたよ」

Aさんとのトラブルには、どんな事情があったのか。小錦の所属事務所は次のように説明する。

「小錦と奥さんの両者に話を聞きましたが、『2人とも犬がフンをしたことに気づかなかった。注意されて片付けようとしたが、注意をしてきた住人の方が奥さんのことを小突いた。だから、小錦が胸ぐらをつかんだ』という経緯のようです。被害届が出されていたというのは初めて知りました」

愛妻家の小錦が腹を立てた気持ちもわかるが、少々やりすぎだったか。

※週刊ポスト2011年12月9日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン