55才にして究極の美尻をもつ朝倉匠子さん
大きくても、垂れていても、洋服で隠せばいいと考えがちな“お尻”。でも、自分では見えない後ろ姿にこそ年齢は表れる。
モデルとして活躍後、渡米。カリフォルニア大学で加齢学を学び、現在は『アクティブ・エイジング』に関する講演などを行う“エイジング・スペシャリスト”の朝倉匠子さん(55才)は、40代後半からお尻ケアに目覚めたのだという。
「きっかけは、女優のソフィア・ローレンさんにお会いしたこと。引き締まったヒップやスッとした背中、エレガントな立ち居振る舞いが若々しく、70代には見えませんでした。彼女より年下の自分の姿を比べたとき、年齢は後ろ姿に出ると実感したんです。お尻が垂れるのは、筋肉が衰えるから。でも、ケアをすれば効果が出やすいので、やりがいもありますよ」
さらに朝倉さんはこう続ける。
「私はよく、鏡で全身のシルエットを見るようにしています。意識しないで鏡を見ると、シミやしわなど、顔の細かい部分にばかり目がいくもの。でも、パッと見の印象だけで体の形をとらえると、欠点が客観的にわかるんです。自分のお尻は大きいのか垂れているのか、人は自分のどこを見て老けていると判断するか…。正しく問題意識を持つことが美ヒップづくりの第一歩です」
朝倉さんは美しいヒップを保つために、いろいろなアイテムを駆使しているという。そのひとつがハイヒールだ。
「撮影では、7cm以上のハイヒールを履くことも。母趾球(親指の付け根)に重心がのるよう、パッドで足と靴を密着させます」
さらに、ビキニを着ることも美ヒップを保つ秘訣なのだという。
「海外では、60代でもビキニ姿の女性を目にします。自分の体を意識するため、私もときどき、着るようにしています」
※女性セブン2012年3月22日号