芸能

韓国人男性と結婚した日本人女性が離婚に至るまで続いた苦悩

 タレント・関根麻里(28才)と韓国人歌手K(29才)との熱愛が発覚、結婚も近いと報道されているが、日韓カップルの結婚では、文化の違いによる難しい点も少なくないという。自身も韓国人男性と結婚し、ソウルで日韓カップルのブライダルサービス『ウェディングハウル』を立ち上げた小坂春奈さんは、こう話す。

「義母がウチの冷蔵庫を勝手に開けていたときには驚きました。日本では、冷蔵庫はその家のプライバシーですから、親族とはいえ見られたくない部分ですからね。でも後から、それは“足りない食材を入れてあげたり、買ってあげたりするためだ”と知りました」

 これは友人関係でも同じだというが、ささいなこととはいえ、日本人からすれば違和感は拭えない。韓国人男性との2年半の結婚生活の後に離婚した30代の女性は、こう振り返る。

「結婚してすぐに夫の親族や友人が集まった宴会があったんです。そのときに夫の友人にお酌をしたら、“女は家族以外の男にお酌をしてはいけない”ってお姑さんに怒鳴られて…。それ以来、親戚中から礼儀知らずと罵倒され続けました」

 そして子供を授かっても、その苦悩は続く。

「兵役義務もあり、男尊女卑の考えが根強い韓国では、男児を重視するんです。妊娠中に義父母からの“男の子を産め”というプレッシャーは半端じゃなかったですね…」(前出の離婚した30代女性)

 しかも、彼女の場合、結婚時には「日本語と英語も覚えさせよう」と夫と約束していたのに、いざ生まれると「ハングルだけで育てろ!」と強制されたとか。これをきっかけに彼女は離婚へと進んでいったという。子供が学校へ通い始めるとこんな心配も尽きないという。

「韓国は、いまだに反日感情が強いですから、学校で子供たちが差別されていないかと心配になりますよね。特に竹島問題などで日韓関係が冷え込んだときは、本当に不安になります」(韓国人男性と結婚し、10才の子供を持つ日本人女性)

※女性セブン2013年1月10・17日号

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