○(日)3月貿易収支- 21日(月)午前8時50分発表
・予想は、-1兆809億円
参考となる2月貿易収支は-8025億円だった。20カ月連続の赤字となり、2月としては過去最大の赤字となった。2月の輸出は前年比+9.8%で中国向け輸出は11カ月連続で増加している。3月については輸出の伸びが鈍化する可能性があり、貿易赤字額は1兆円を超える見込み。
○(米)3月中古住宅販売件数- 22日(火)午後11時発表
・予想は、455万戸
参考となる2月実績は前月比-0.4%の460万戸だった。2月は寒波の影響などで販売はやや低調だった。3月については、寒波の影響がなくなることや在庫調整の進捗で販売件数は増加する見込み。市場予想は妥当か。
○(米)3月新築住宅販売件数- 23日(水)午後11時発表
・予想は、45.0万戸
参考となる2月実績は、44万戸で市場予測をやや下回った。寒波の影響が残っていたことから、新築住宅販売はやや低調だった。3月については、寒波の影響はなくなることや労働市場の改善などを考慮すると、やや増加する見込み。市場予想は妥当か。
○(日)3月全国消費者物価コア指数- 25日(金)午前8時30分発表
・予想は、前年比+1.4%
参考となる2月実績は、生鮮食品をのぞく指数は前年同月比+1.3%、先行指標となる東京都の3月消費者物価コア指数は前年比+1.0%だった。3月は消費増税前の駆け込み需要で家電製品の値上がりが報告されているが、円安による原材料高はやや一服しており、物価上昇率はやや鈍化する可能性がある。
主な発表予定は、21日(月):(米)3月景気先行指数、(米)3月シカゴ連銀全米活動指数、24日(木):(米)3月耐久財受注。
【予想レンジ】
・ドル・円100円00銭~105円00銭