芸能

フジテレビ 日曜午前の視聴率低迷は番組編成が問題との指摘

『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了して1か月以上経ち、フジテレビは苦戦を強いられている。『いいとも』の後番組として始まった『バイキング』が低迷。その余波は、後ろに控える『ごきげんよう』も受けており、視聴率が低下。2%台を記録することも珍しくない。

 実は、同じ現象が日曜日にも見られている。『笑っていいとも増刊号』の後番組として始まった松本人志の『ワイドナショー』が大不振。初回の7.2%以降、6.1%、5.8%と右肩下がりに視聴率が落ち、4月27日の放送では4.9%と、5%を切った(数字は10時開始の1部のもの)。

 この視聴率の低さが、12時開始の『ウチくる!?』にも波及しているというのだ。テレビ局関係者が語る。

「これまでは『いいとも増刊号』を観た流れで、『ウチくる!?』までチャンネルを合わせ続ける視聴者が確実にいたはずです。同じようなトークバラエティ番組ですからね。

 同じ時間帯のテレビ番組を見ると、各局は見事なまでに棲み分けができている。TBSは『サンデー・ジャポン』から『アッコにおまかせ!』へとワイドショー的な番組を、テレビ朝日は『報道ステーションSUNDAY』から『サンデースクランブル』へと報道系の番組を続けています。

 そのなかで、フジテレビはトークバラエティ番組を観たい視聴者を獲得していたわけです。そこに、『ワイドナショー』を開始させた。裏番組の『サンデー・ジャポン』に真っ向勝負を挑むという試み自体は買えます。ただ、トークバラエティ番組を観ていた視聴者が、フジテレビから離れて行ったのも間違いないでしょう」

 その『ワイドナショー』の低視聴率の影響が12時台の『ウチくる!?』にも伝染してきているのだという。その理由として、トークバラエティの流れが寸断されたからだと分析されている。

「最近の『ウチくる!?』の視聴率は7~8%台で、ゲストによっては9%台を獲得することもありました。たしかに3月に入ってから少し数字は落ちていたのですが、4月は6%が3回続き、27日には5.7%と5%台に突入した。半年ほど前と比べ、かなり悪化しています」(同前)

 加えて、『ワイドナショー』の後に、スポーツドキュメンタリー番組『ミライ☆モンスター』(11時15分~45分)を始めたことも、マイナスに作用していると、指摘される。

関連キーワード

関連記事

トピックス

オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン