○(米)9月中古住宅販売件数- 21日(火)午後11時発表
・予想は、509万戸
参考となる8月実績は505万戸で市場予想を下回った。投資目的の住宅購入が減少しており、販売件数全体を押し下げた。9月については住宅在庫が増加しているものの、労働市場の改善によって販売が大きく落ち込むことはないとみられており、市場予想は妥当か。
○(日)9月貿易収支- 22日(水)午前8時50分発表
・予想は、-7730億円
参考となる8月実績は-9497億円。26カ月連続で貿易赤字を記録したが、8月の赤字額は前年同月を下回った。輸入額の減少が主な要因。9月については、アジア、欧米向けの輸出が大きく増えることはないとみられており、貿易赤字額の大幅な縮小は期待できない。
○(米)9月消費者物価コア指数- 22日(水)午後9時30分発表
・予想は、前年比+1.8%
参考となる8月実績は前年比+1.7%、前月比では変わらず。エネルギー価格の低下はコア指数にも影響を与えている。8月は家賃、宿泊費が上昇したが、物価上昇率は鈍化傾向にあり、9月の物価上昇率は8月と同水準となる可能性がある。
○(米)9月新築住宅販売件数- 24日(金)午後11時発表
・予想は、47.3万戸
参考となる8月実績は50.4万戸と高い伸びを記録し、販売件数は2008年5月以降では最多となった。労働市場の改善や住宅ローン金利が低水準で推移していることが販売増につながっているとの見方が多い。9月については8月に増加した反動で減少する見込みだが、市場予想は妥当な水準か。
主な発表予定は、23日(木):(米)9月シカゴ連銀全米活動指数、(米)8月FHFA住宅価格指数、(米)9月景気先行指数。
【予想レンジ】
ドル/円:105円00銭-110円00銭