○(米)10月ISM製造業景況指数- 3日(月)日本時間4日午前0時発表
・予想は、56.5
参考となる9月実績は56.6で8月の59から低下した。 9月実績は事前予想を下回ったが、自動車需要は拡大しつつある。10月の新規受注が9月並の60程度であれば、生産活動の拡大はしばらく続くことが期待できる。全体的には9月実績と同水準になるとの見方が多く、市場予想は妥当な水準か。
○(米)9月貿易収支- 4日(火)午後10時30分発表
・予想は、-400億ドル
参考となる8月実績は-401億ドルで赤字額は予想を下回った。輸出額 は若干増加したが、石油輸入額が減少したことが貿易赤字の縮小につながったようだ。9月については、輸出入額が同程度の伸びとなると予想されており、市場予想は妥当か。
○(米)10月ADP雇用統計- 5日(水)午後10時15分発表
・予想は、+21.4万人
参考となる9月実績は、+21.3万人。建設、製造業、サービス業の雇用者数はそれぞれ増加した。小企業の雇用者数は増加しており、10月については9月と同水準の雇用増が期待できる。
○(米)10月雇用統計- 7日(金)午後10時30分発表
・予想は、非農業部門雇用者数は+23.0万人、失業率は5.9%
参考となる9月実績は、非農業部門雇用者数が+24.8万人、失業率は5.9%。失業率が6%を下回ったことは予想外。ただし、賃金の伸びは抑制されており、雇用状況は良好であるとは言い切れない部分がある。10月については、10月中旬の新規失業保険申請件数を参考にすると、市場予想は妥当な水準か。失業率は5.9%で横ばいと予想する。
主な発表予定は、4日(火):(米)9月製造業受注指数、5日(水):(米)10月非製造業ISM景況指数。
【予想レンジ】
米ドル/円:110円00銭-115円00銭