他、採用担当者の間でバイブルとされている本は元リクルートの岩松祥典氏が書いた『採用の強化書』(翔泳社)です。2008年に出た本で、もう7年も前の本ではありますが、採用担当者の間で読み継がれている良書です。元リク系で最近、評判がいいのは曽和利光氏の一連の著作です。
辻太一朗氏の『面接官の本音』シリーズは学生向けに書かれた本で好評だったのですが、途中で止まってしまいました。ただ、キャリアセンター・就職課、図書館などには昔のものがあるかもしれませんので、こちらもチェックを。なお、この3人は全員、元リクルートの採用担当者です。
やや宣伝ですが、私も1月22日に『「就活」と日本社会』(NHK出版)という本をリリースします。就活の裏側の選抜モデルを解き明かす本です。よろしければ手にとってみてください。
もっとも、これらの実務書などは法人での購入を前提としているのでお値段が結構します。前述したように、キャリアセンター・就職課の資料閲覧コーナー、図書館なども活用してみてはいかがでしょうか。友人とお金を出し合って購入というのも手ですね。
この「相手の論理」を知るというのは、別に就活に限らず、恋愛などにも応用できます。試してみましょう。