モテ車を解説する「週刊ポスト」連載の「死ぬまで カーマニア宣言!」。今回は、ボディにやさしいフェラーリの乗り方について、これまでにクルマを40台買ってきたフリーライター・清水草一氏(53)が解説する。
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かれこれ22年にわたってフェラーリを乗り継いでいる不肖・清水、近年はその洗車もスタンドの洗車機にまかせている……といいたいところだが、スタンド側に「なにかあったら責任取れません」と機械洗車は拒否され、手洗いになるので高くつく。
といってもフェラーリは雨の日は乗らないので、基本的に汚れない。よって、洗車するのはせいぜい年に2~3回だ。
ボディにとって最善なのは、洗車以前に汚さないこと。つまりボディカバー等を掛けて、なるべく乗らないことである(笑)。究極の本末転倒だ。
■清水草一:編集者を経て、フリーライターに。「自動車を明るく楽しく論じる」がモットーの53歳。現在、フェラーリ・458イタリア、BMW・335iカブリオレ、トヨタ・アクアを所有。日本文藝家協会会員。
※週刊ポスト2015年9月4日号