芋洗坂:2次会には、ウガンダさんのお兄さんがされているお店に行くんです。そこでカラオケ大会になるんですけど、デブはみんなデブネタを持ってるんですよ。ぼくは元々替え歌の人間なので、リクエストしてもらった曲を歌うんですけど。
石塚さんをリスペクトしている歌としては、TRFの『ez do dance』のサビのところを、「石塚、石塚、食べ~る君を見てる、マイウ」って歌います(笑い)。彦摩呂さんも石塚さんパパイヤさんも、みんなデブネタを持ってますよ。
――芋洗坂さんが太ったのは、ウガンダさんの言葉があったからだそうですね。
芋洗坂:80kg前後でキャラクター的に中途半端なころ、ウガンダさんに出会ったんです。「100kgを超えて今くらいシャープに踊れたら、絶対に仕事があるから。自分は踊れる年齢じゃなくなったから、踊れるデブを継いでくれ」って言われて、継ぐしかないと。
――105kgキープは、難しいですか?
芋洗坂:調整していますね。先日、人生初めて109kgになってしまったんです。そこまでいくと動けなくなるので、サウナスーツを着てウォーキングして、体幹トレーニングとかロングブレスとかして、風呂から上がって計ったら、4.7kg痩せました。歩いたのは10kmで、1時間くらいです。自分でもビックリしましたね。
【芋洗坂係長】
1967年12月18日生まれ。福岡出身。アイドルのバックダンサーなどを経て、1988年に田口浩正と笑いコンビ、テンションを結成。5年後にコンビを休止し、舞台を中心に、パフォーマンスや振り付けなどで活躍。2008年『R-1ぐらんぷり』(テレビ朝日)準優勝。その際に名乗った“芋洗坂係長”が定着し、親しまれている。9月5日、原宿ラドンナにて、昭和のアイドルソングを、芋洗坂係長が歌い踊りまくる『アイドルナイト』開催(13時30分~&19時~の昼夜公演、http://www.la-donna.jp)。
撮影■林紘輝