テレビ局関係者が誤報の内情を打ち明ける。
「膳場さんの降板がマタハラだと指摘した『女性セブン』の記事が出ることを知って“マズイ”と思ったTBS関係者が、それを打ち消そうとスポーツ紙にリークしたんです。それを膳場さんに確認も取らずに、言われるがまま記事にしてしまったんでしょう」
産後復帰を目指している膳場アナにとってみれば、妊娠を理由にして契約打ち切りを告げられたのはショックだっただろうが、「自分から降板を申し出た」というデタラメを報じられたのは、さらに大きなショックだったことは想像に難くない。
「TBS局内では誰がスポーツ紙にリークして、膳場さんを強引に辞めさせようとしたのかと問題になってますよ。もし膳場さんが労働基準監督署に訴えて、マタハラと認定されたら、報道メディアとして大ダメージですからね」(前出・テレビ局関係者)
膳場アナは12月6日までに第一子となる女児を出産した。その出産直前の「降板はしない」という膳場アナのフェイスブックでの告白は、日本の女性が抱える「産後復帰の壁」に一石を投じた。
※女性セブン2015年12月24日号