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危険な場所を具体的に指摘 子供を守るための防犯マニュアル

【書籍紹介】『子どもは「この場所」で襲われる』小宮信夫/小学館新書/799円

 子供に「暗い道は危ない」「怪しい人に気をつけて」と教える親や教師は多い。だが防犯の専門家の著者は、街灯は必ずしも犯罪の抑止にならず、犯罪者は不審者に見えない格好をしているという。

 この現実を踏まえ、著者は子供に犯罪が起こりやすい場所を教え、そこに近づけないことが最も効果があるとする。誰でも入れるのに、外から見えにくい木に囲まれた公園や店舗のトイレなど、危険な場所を具体的に指摘。子供を守るために、親や地域共同体にできることを解説している。

※女性セブン2016年1月21日号

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