毎年お正月になると多くの芸能人が訪れるハワイ。テレビや雑誌、SNSでも盛んにもてはやされ、誰もが憧れてやまないはず…と思いきや、異論を唱える人も。オードリーの2人が、『オードリーのオールナイトニッポン』でこんなことを語っていた。
「ハワイは全然、なんにも面白くない」
そう春日俊彰(37才)が言えば、相方の若林正恭(38才)が「ちょっと延長上だもんね、日本の。お台場の海がきれいなようなもんだもんな、ハワイなんか」と悪ノリしながら、さらに続ける。
「おれ、マジで本当にワケがわかんないのが、“ハワイ通の芸能人”がハワイのパンケーキだって紹介してるけど、全然変わんねーよな、日本で食うのと」
「ハワイを紹介するようなタレントにはなりたくない」
これほどハワイがもてはやされているなか、ここまではっきりと「ハワイぎらい」を公言する様を見ると、少々胸の鼓動が速くなってしまうのを禁じえないが、実はこういった声、少数派ではない。主婦の中田真由子さん(仮名、52才)もその1人。
「ハワイ好きな人に魅力を尋ねても、ショッピングセンターで何を買ったとか、どこそこのパンケーキがおいしいって話ばかり。じゃあ、ハワイは牧場があって牛乳が有名かといえばそうじゃないし、養鶏が有名なわけでもない。小麦粉が生産地というわけでもない。ハワイの伝統料理や歴史について聞いたことはまずないです。日本でもできることばっかり話してて、わざわざ高いお金を払って行く意味がわかりません」
コラムニストの今井舞さんは、「ホノルルは常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)のハワイ店みたいなもんですから」と苦笑い。