ビジネス

大ヒット鍋「バーミキュラ」を使った新発想の炊飯器が話題

炊きあがりは米粒が立って鮮やか「バーミキュラ ライスポット」(8万6184円)

 今、日本の職人技術を生かした調理家電がヒットしている。中でも愛知県の老舗企業が手がけた、鋳物ホーロー鍋から生まれた“炊飯器”に注目!

「カレーもポトフも驚くほどおいしい」と評判の鍋『バーミキュラ』を搭載した炊飯器が話題だ。開発を手がけたのは、昭和11年創業の『愛知ドビー』。元々、繊維機械を製造していたが、繊維産業の衰退とともに縮小していた事業を3代目の現経営者が再建。強みだった鋳造と精密加工の職人技を生かし、今トレンドの鋳物ホーロー鍋『バーミキュラ』を開発。累計販売数は約25万個、会社の従業員は18人から230人に拡大した。

「この鍋で炊いたご飯がおいしい」という愛用者の声を元に炊飯器を開発し、発売半年で約3万台が売れている。「ご飯が炊けるだけでなく、高い密閉性を生かした無水調理や低温調理もできるので、料理の幅も広がります」と、広報の古澤紗織さん。

 炊飯に加えIH調理も可能。ポトフは野菜、ベーコン、調味料を入れ、弱火で50分煮込む。水を一滴も入れなくても旨みが凝縮されたおいしいスープに。35~90℃まで1℃刻みで温度をキープできるので、ローストビーフも簡単に。

 炊き立てのご飯は艶やかで粒が立ち、ポトフは凝縮された野菜の甘みが際立つ。これ、買いかも!

撮影/菅井淳子

※女性セブン2017年7月13日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

高橋一生と飯豊まりえ
《17歳差ゴールイン》高橋一生、飯豊まりえが結婚 「結婚願望ない」説を乗り越えた“特別な関係”
NEWSポストセブン
西城秀樹さんの長男・木本慎之介がデビュー
《西城秀樹さん七回忌》長男・木本慎之介が歌手デビューに向けて本格始動 朝倉未来の芸能事務所に所属、公式YouTubeもスタート
女性セブン
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
女性セブン
有村架純と川口春奈
有村架純、目黒蓮主演の次期月9のヒロインに内定 『silent』で目黒の恋人役を好演した川口春奈と「同世代のライバル」対決か
女性セブン
芝田山親方
芝田山親方の“左遷”で「スイーツ親方の店」も閉店 国技館の売店を見れば「その時の相撲協会の権力構造がわかる」の声
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
小泉氏は石破氏に決起を促した
《恐れられる“純ちゃん”の政局勘》小泉純一郎氏、山崎拓氏ら自民重鎮OBの会合に石破茂氏が呼ばれた本当の理由
週刊ポスト
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン