ただし問題はイチローがメジャーを諦めきれるのか、ということだ。MLB研究家の福島良一氏がいう。
「メジャー通算1406盗塁で『世界の盗塁王』と呼ばれたリッキー・ヘンダーソンはメジャーから声がかからなくなっても独立リーグでプレーしてオファーを待った。イチローも最後までメジャーへのこだわりを捨てないのではないか。マイナー契約や招待選手のオファーなどは十分にあり得る。日本球界復帰は時期尚早に思えます」
18年ぶりの日本復帰か、それともメジャーでの復活か。いずれにしてもファンが見たいのは、グラウンドで背番号51が躍動する姿だ。
※週刊ポスト2017年12月8日号