国内

岡田克也氏 野党緊急会合で一人早弁し空腹議員から不満の声

食い物の恨みは恐ろしかった(時事通信フォト)

 自民党政治家の決起集会や勉強会には“メシ”が欠かせない。意見の違いや利害を乗り越えて結束を図るために「同じ釜の飯」を食うのが“伝統儀式”なのだ。

 正反対なのが希望の党、立憲民主党との統一会派の道を探る民進党系会派・無所属の会である。統一会派問題が大詰めを迎えていた1月16日夜、同会の10数人による緊急会合が都内のホテルで開かれた。その冒頭の光景──。

 会議室にやってきた岡田克也・代表が、上座につくなり持参した“弁当”を1人でむしゃむしゃ食べ始めた。内状を知る議員の証言。

「夜8時スタートの会合でみんな腹を空かしていた。てっきり食事が出るのかと思ったら、弁当は自分の分だけで、出席者はコーヒーと紅茶だけ。『代表だけ食べるのか』『弁当持ってくるならみんなの分も用意してくれたらいいのに』と不満の声があがると、それが聞こえたようなんです」

 そこで岡田氏がひとこと。

「君たちも弁当を買ってきて食べればいいじゃないか」

 食い物の恨みは恐ろしい。短気で知られる幹部の1人は憤慨していたという。それでも岡田氏は“フランケンシュタイン”の異名そのまま、表情も変えずにむしゃむしゃ、むしゃむしゃ。これが「岡田1人メシ事件の顛末」である。岡田事務所にいきさつを尋ねた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
米国の大手法律事務所に勤務する小室圭氏
【突然の変節】小室圭さん、これまで拒んでいた記念撮影を「OKだよ」 日本人コミュニティーと距離を縮め始めた理由
女性セブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
中森明菜復活までの軌跡を辿る
【復活までの2392日】中森明菜の初代音楽ディレクターが語る『少女A』誕生秘話「彼女の歌で背筋に電流が走るのを感じた」
週刊ポスト
世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた
山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談
女性セブン
真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン