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平昌取材女子アナ、カルバラムもあり「過酷な深夜残業」

極寒の平昌でも「女子アナ感」を求められた上村アナ(写真:ロケットパンチ)

 スキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(21)が銅メダルを獲得した2月12日。ジャンプ台のある平昌の会場の気温はマイナス13℃まで冷え込んだ。韓国語で「カルバラム(刀の風)」と称される、身を切るような冷たい風が容赦なく吹きつけ、マイナス20℃を超える日もある。

 そんな極寒の会場で、吹きさらしのスタンドにはTBS・上村彩子アナ(25)の姿があった。実は、高梨の兄は上村アナとTBSの同期入社なので、“親族独占取材”が実現していた。

「“妹の競技を見守る兄”の表情を上村アナ自らカメラで撮影していました。でも、現地の寒さは尋常ではなく、手袋を少し外すだけで、寒さを通り越して痛いほど。

 強風のため何度も中断になって、競技が終了したのは午前0時すぎ。ただでさえ、欧米向けの中継のために遅い時間に競技が行なわれたうえに、メディア村のある江陵までの移動は車で30~40分かかる。こんな過酷な“深夜残業”もなかなかないでしょう」(現地取材したスポーツジャーナリスト)

 その上村アナは大会前、自らのSNSで、《アウトドアブランドの黒いダウンコートを寒いので着ていたら、女子アナ感がない!とディレクターさんにつっこまれました 笑》と投稿。防寒のなかにも、“女子アナ感”を求められるのだから、厳しい出張取材である。

※週刊ポスト2018年3月2日号

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