やりたいことがあっても言葉にして伝えることが苦手で、歯がゆい経験をしてきたという登坂は、「言ったからには自分がやり通さないといけない。有言実行していけば、それがまた周囲からの信頼につながります」と言う。
「EXILE statement」について、EXILE ATSUSHI(37才)はこう語っている。
「ぼくが夢をかなえるために大切にしてきたのは『正直であること』。悩んでいても、カッコつけて黙っていたら、誰もアドバイスもヒントもくれません。前に進むためには、正直に話すことです」
大切な夢を守るためには、正直であるための勇気も強さも必要だと言う。
『LDH OUR PROMISE』への注目度は高く、各界のフロントランナーからも感想が寄せられている。サントリーホールディングス社長の新浪剛史さんは「個性を大事にしながら、この本に書かれたルールを身につければ、その人の周りには、きっと固い絆で結ばれた仲間が集い、信頼をベースにしたチャンスが訪れる」と言う。
サイバーエージェント社長の藤田晋さんは、この本の中に「LDHが創り出す圧倒的なクリエーティブの力」の理由が書かれていると言う。
同書の巻末にはこんな言葉が記されている。
《夜空に流れる星を見た一瞬で「願い」を言える人は、常にその「願い」を持っているから、叶う。》
「この言葉は、USA(41才)から聞いた話をHIROがいい言葉だからと教えてくれたものです。いつでもどんなときでも、夢や目標を意識して生きているか、本当にかなえたい夢があるのか…それが問われているのだと思います」(石井さん)
あっ、見上げた夜空に、一筋の流れ星──あなたは一瞬で、願いを届けられますか。
※女性セブン2018年3月15日号