全国各地で味を磨いた缶詰の精鋭たちが「おつまみの王者」を目指して競い合う缶詰甲子園、ここに開幕! 肉汁がほとばしり、出汁があふれでる味覚の熱闘を肴に、あなたもきっと晩酌がしたくなる──。47都道府県から選りすぐりの珍しい缶詰を5個、紹介しよう。
【山形】『むきそば』梅田食品製造本舗 972円(420g)
ソバの実をむいて茹でたものに出汁をかけて食べる酒田の郷土料理「むきそば」を堪能できる。夏は冷たい出汁やそばつゆなどで食べると一層美味。別売りの「そばたれ」缶詰もある。
【和歌山】『まぐろへそ醤油煮』和歌山県漁業協同組合連合会勝浦市場 550円(80g)
和歌山県漁業協同組合連合会勝浦市場が製造する缶詰・紀州勝浦まぐろCAN「マグロ経済学シリーズ」の1品。紀州で育った養殖のクロマグロのヘソ(心臓)を、隠し味に生姜を利かせ、地元・那智勝浦町の藤野醤油と、和歌山県海南市の酒造会社・中野BC製のみりんで煮付けてある。レバーのような見た目だがクセやくさみはなく、ムチッとした食感が印象的な珍味だ。