ライフ

38歳新婚営業マン 8年同棲した彼女と結婚しなかった理由

◆笑いのツボは一緒だが、一切家事をしない彼女

 28歳の時、健人さんは同い年の元カノと合コンで出会った。「すごくタイプというわけではないけれど、美人だった」と振り返る元カノには、健人さんから付き合ってほしいと告白した。当時、派遣で働いていた彼女は一人暮らしをしていたものの経済的に余裕のない生活を送っており、ほどなく、健人さんの部屋に転がり込んできた。

「僕もそんなにお金がなかったから、1DKで同棲を始めました。ただ、当時は仕事がすごく忙しくて、夜遅かったので、同棲しているといっても平日はそんなに顔を合わせなかったんです」

 二人に、趣味や仕事の共通点はほとんどなかったという。スポーツやアウトドアが好きな健人さんに対し、元カノは「日焼けをしたくない」と、あまり外に出たがらない。旅行や飲みに行くのは好きだが、普段は家でゲームをしたり漫画を読んでいるのが好きなインドア派だった。

 それなのに付き合いが8年も続いたのには、理由があるはずだ。健人さんは、「意外とラクだった」と説明する。

「美人で、一見、とっつきにくい感じの子だったので、一緒に住むと疲れるかなと思ったんですが、案外、そうでもなくて。食べ物の好みも合ったし、好きなテレビ番組や芸人が一緒で、笑いのツボが一緒だったり。ムカつく芸能人が一緒だったり。そういう心地よさがありました。あと、僕の趣味に口を出さないので、それもラクだった。男女というより、むしろ人間同士として、相性がよかったのかもしれません」

 元カノは、健人さんが夜遅くまで飲んで帰って来ても、休日、友達とキャンプに泊まりで出かけても、愚痴を言うことはなかった。一方で、健人さんが困ったこともあった。

「何もしてくれないんですよ。家のことを」

 家のこと──掃除や洗濯、料理などは、一切しなかったという。

関連記事

トピックス

【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
各局が奪い合う演技派女優筆頭の松本まりか
『ミス・ターゲット』で地上波初主演の松本まりか メイクやスタイリングに一切の妥協なし、髪が燃えても台詞を続けるプロ根性
週刊ポスト
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン