2019年も残りわずか。窓の拭き掃除やお風呂のカビ取りなど、大掃除の定番場所は終わった人も多いはず。でも見落としていた&見ないふりをしていた汚れが、いたるところに。小さな汚れも許さない“オソウジケンジャー”が賢者の掃除術を伝授する。
【オソウジケンジャーはこの5人!】
■お掃除研究家・浦野清美さん/日本家事代行協会理事。ハウスクリーニングのプロとして、講演会やセミナー、メディア出演などマルチに活躍。
■掃除研究家・大津たまみさん/著書に『掃除のプロが教える メラミンスポンジ スゴ落ちの裏ワザ』(青春新書プレイブックス)など。日本清掃収納協会会長。
■家事研究家・高橋ゆきさん/暮らしの向上を研究し、『楽ラク掃除の基本』(学研パブリッシング)など著書も多数。家事代行会社ベアーズ副社長。
■掃除ブロガー・東いづみさん/ブログが人気。著書に『子供とペットとスッキリ暮らす掃除術 東さんちのアイデア50全部見せ』(メディアファクトリー)。
■家事アドバイザー・藤原千秋さん/『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)の監修をはじめ、住まいまわりのライターとして幅広く活躍。
【ホコリ取りのために必要な3つのアイテム】
広い面はお掃除クロス、溝など狭い部分は綿棒を使うと便利。「ゴム手袋の上に軍手を装着した軍手ぞうきんは、細かい部分まで指先感覚で拭けます。洗剤ダレ防止のため、すそは折り返して」(高橋さん)。
【リビング・ダイニングでの掃除術】
◆手アカ汚れは温めると落ちやすい
「リモコンは湯で濡らして固く絞ったクロスで包み、しばらく置いて汚れを浮かせます。細部は綿棒で」(大津さん)
◆ゴム手の摩擦でホコリがくっつく!
「ソファ表面に掃除機をかけた後、ゴム手袋をした手で隙間を掻き出して。ホコリや髪の毛、食べカスなどがくっついてきますよ」(浦野さん)
◆こびりつき汚れはフローリングの溝にも
床の溝の汚れは、ウエットシートを巻いたつまようじや、綿棒で掻き出す。