この報道と一連の対応で、視聴率は低下。それまで日曜夜8時は『イッテQ』の独壇場だったが、報道から約3か月後の2019年2月には、裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率トップの座を明け渡してしまったのだ。

「宮川さんはこの状況にとても心を痛めていました。常々、“今の自分があるのはすべて祭り企画のおかげ”“命をかけてやっている”と話していましたから。宮川さんは番組MCの内村光良さん(55才)に“自分の企画が迷惑をかけている”と、涙ながらに苦しい思いを明かしていたそうです。

 そこで、内村さんが立ち上がったそうです。視聴者からの批判も予想されますし、スポンサーとの折衝も必要。祭り企画の復活が簡単ではないことは内村さんも十分わかっていたことでしょう。それでも、番組サイドと何度も話し合いを重ね、今回やっと復活が決定したんです」(前出・テレビ局関係者)

 冒頭、宮川がインタビューに答えていたのは、「地元の祭りに日本のコメディアンが参加」というニュースだ。

 今回、宮川が参加したのは、1月25日にアメリカ・コロラド州で開催された『フルーツケーキ飛ばし祭り』。フルーツケーキを投げ、距離と正確さを競ったり、へらにのせたケーキを落とさないように運び、俊敏性とバランス感覚を競うなど、計4種目で争われる祭りだ。1996年に始まり、現在では地元の風物詩になっている。今年は約500人が参加した。

2015年、ドイツのゴミ箱祭りに参加した宮川大輔(DPA=時事)

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