イッテQ!一覧

【イッテQ!】に関するニュースを集めたページです。

ロッチ・中岡を目撃
ロッチ中岡「ポスト出川哲朗」支えるマブダチ相方と吉本退社からの逆転人生
 右足をギプスで固めて、両脇を松葉づえで支える痛々しい姿は、3月中旬に準レギュラー番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のロケで転倒して、右足関節外踝骨折をしたお笑いコンビ、ロッチの中岡創一(44才)。全治2か月と発表された通りに、4月末に都内のラジオ局から出てきたこの夜も、まだ普通には歩けない様子だった。 そんな不便そうな姿の傍らを、ビンテージ感たっぷりの高級ヨーロッパ車でマネージャーとともに去っていったのは、相方のコカドケンタロウ(43才)。少し寂しそうに見送った中岡は、1人タクシーに乗車して帰宅していった。 哀愁漂う中岡だが、今やすっかり“癒し系おっさん芸人”の1人として人気者だ。『イッテQ!』の5月1日放送でも、スタジオのひな壇に出演。通常は、自分のロケVTRの放送回のみの出演だが、「ケガをした期間はスタジオに来ていいですよ」と、番組側から認められた内幕を明かした。「ただし、治ったらもうダメ」とのオチもついた特例措置。司会の内村光良(57才)や共演の宮川大輔(49才)らからは「今日VTRないでしょ、帰れよ!」とイジられまくった。 あるお笑いライターは「危険なロケのせいではなく、ルームランナーで転んでのケガだったので笑いに変えられました。転んでもただでは起きない、中岡さんの愛されキャラぶりが発揮されていました」と解説した。 ほんわかな性格で、多くの先輩芸人にもかわいがられている。中岡と同じく体を張ったリアクション芸での第一人者、出川哲朗(58才)とは、毎年オフに二人旅に出かける仲。4月には、千原兄弟の千原ジュニア(48才)が、自宅へお見舞いに来たほどだ。 また、6月24日と25日(東京・北沢タウンホール)に行われるロッチの単独ライブでは、骨折したことで時間が有り余った中岡が、初めて全てのコント原案を担当したという。 冒頭のラジオ終わりには別々に帰宅したコンビだが、下積み時代には同居していたほどで、仲の良さは有名だ。現在はワタナベエンターテインメント所属も、出身はNSC吉本総合芸能学院大阪校。20代半ばだった2005年。人生初めての恋人にうつつを抜かして、お笑いを引退していた中岡を、NSCの先輩だったコカドが誘って、再びお笑いの世界に戻ってきたという過去がある。「年齢は中岡さんのほうが上ですが、NSCに入ったのはコカドさんのほうが先なので、先輩になります。同居していた頃は、中岡さんがコカドさんのために食事を作ったりと、コンビというよりマブダチに近い関係だったそう。 中岡さんのイジられっぷり、ボケっぷりを増幅させているボサボサ長髪とメガネも全てコカドさんのプロデュース。中岡さんのブレイクは、相方のサポートがあってのものです。いま思えば、吉本を辞め芸人も引退していた彼をこの世界に引き戻したのもコカドさんですし、中岡さんは頭が上がらないでしょうね」(前出・お笑いライター) 2015年の「キングオブコント」で3位に入ったものも含めて、これまでのネタや演出は、全てコカドが担当してきた。「初めて中岡さんがネタを考えた6月の単独ライブは、ファンだけでなく業界内でも注目されそうです」(芸能関係者)。 今後の夢は「55才でハワイでコントすること」とも話す生粋のコントコンビ「ロッチ」。テレビ露出が多くて“ポスト出川”と呼ばれる中岡の活躍は、コンビの人気継続のためにも、今後も欠かせない。
2022.05.16 16:00
NEWSポストセブン
ウンナンもここからブレイクした
「ウッチャン」と「ナンチャン」がコンビ? 小学生知らぬ現実
 ウッチャンナンチャンと言えば、かたや内村光良は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)など地上波レギュラー5本、かたや南原清隆は帯番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)など地上波レギュラー3本を抱える大物コンビだが、近年はコンビでの共演がめっきり減っている。それにより、子どもたちの間では彼らがコンビだと認識されていないのだという。 内村は9月に出演したラジオ番組で、「今の小学生とか、コンビだって知らない子多いんじゃないかなって私は思うんですよね。『ヒルナンデス!』やってるおじさんと、『イッテQ!』のおじさんっていう認識が多いんじゃないかなっていう」と語ったが、長年のウンナンファンである40歳会社員男性は、実際に娘に確かめてみたという。「平日の昼に在宅勤務していた際、学校行事で家にいた小学3年生になる娘に、『ヒルナンデス!』を観ながら『ナンチャンがウッチャンとコンビだって知ってた?』と訊いたんです。そうしたら、『ウッチャンてあのウッチャン? えっ、そうなの? 知らなかった』と言っていて、驚きました。娘は、夏休みは毎日のように『ヒルナンデス!』を観ていたし、『イッテQ!』や『THE 突破ファイル』(日本テレビ系)も好きだから、もちろん2人のことは知っています。なのに、コンビだとは知らない。最近、共演が少ないからでしょうが、ファンとしてはちょっと寂しいですね」 近年、2人の共演は年に1~2回という状況が続いており、今年に入ってからは一度もない。ダウンタウン・松本人志と内村の7年ぶり共演が話題になったが、いまだコンビでの活動が中心のダウンタウンに対し、いまやウッチャンナンチャンはコンビ共演そのものがレアになっている。なぜなのか。芸能評論家の三杉武氏が解説する。「2人揃っての出演は年末年始などの特番に限られ、本格的なコントが見られなくなってだいぶ経ちます。その間にウッチャンは自身のライフワークであるコント番組を作り続け、“内村ファミリー”とも呼ばれる芸人やスタッフを育ててきた。一方、ナンチャンはスポーツ、バラエティの司会で新たな才能を開花させた。それぞれ個性や方向性の違いもあって共演する機会は減り、コントを作ることもなくなっていった。一部で不仲説が囁かれたこともありましたが、大物コンビにはよくあることで、個々の仕事が大きくなり、関わる人間やお金も増えていき、交通整理が難しくなっているだけだと思います」 先のラジオ番組で、内村は「年末までには(コンビで)何かやれたらいいかなと思っておりますね」と共演を希望していることを明かした。前出・三杉氏は、業界内でも2人の共演待望論が高まっているという。「ウッチャンのお笑いへのこだわりは深まる一方だし、司会が中心のナンチャンも『ネタパレ』(フジテレビ系)ではお笑いの顔を覗かせ、現役世代にも目配りをしている。期待を込めてですが、2人ともどこかで復活のタイミングを見計らっているようにも思えます。ファンはもちろん業界内でも『またウンナンのコント番組が観たい!』という声は根強くあり、ここにきてさらにその声は大きくなっている。現場でテレビ番組を作っているのはダウンタウン、ウンナンで育った世代。『自分たちの手でウンナンを復活させたい』という思い入れは強い。今年は松ちゃんとウッチャンが共演し話題となったが、ウンナン自身にも刺激になったのではないでしょうか」
2021.11.14 11:00
NEWSポストセブン
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活動休止の手越祐也、「タッキーに逆ギレ」報道の真相
 初夏の青空の下、都心の住宅街を自転車が颯爽と駆け抜けていく。大きなリュックを背負ったその男性は、NEWSの手越祐也(32才)だ。「手越さんは新型コロナの自粛生活で、生活苦に陥った母子家庭にお弁当を自転車で配達するボランティアをしています。彼自身、両親が離婚して母親の手で育てられたこともあり、この活動に共鳴。3月頃からプロジェクトに参画しているので、今回の活動休止とは無関係です。 ただ、渦中の人なので、この日も仲間からは“休んだ方がいいのでは?”と心配されたようですが、本人が“絶対に行く”と譲らなかったそうです」(手越の知人) この1か月ほどで手越の環境は一変した。政府による緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛が求められていた4月下旬、手越が自宅に女性を呼び出し、飲み会を開いていたと『週刊文春』に報じられた。さらにその報道後、今度は六本木で朝まで豪遊している姿を『文春オンライン』にスッパ抜かれた。 事態を重く見た所属先のジャニーズ事務所は5月26日、手越の芸能活動休止を発表。すると、手越の退所報道にまで発展したのだ。「実はこの3月に手越さんは退所について事務所と話し合いを始めていました。もっと自由に芸能活動がしたいという思いが強くなったためです。時期は来年3月。契約更新のタイミングなのですが、更新せずに契約満了で退所する、という内容です。 文春に報じられた会合は退所後の活動を支えてくれる人との会食で、男性ばかりでは味気ないからと女性を呼んだり、ラウンジに出かけてしまったようです。時期を考えると批判されても仕方がないのでしょうけど…」(前出・手越の知人)◆『イッテQ!』はどうなるか 退所を伝えるメディア報道の中には、事務所の滝沢秀明副社長(38才)が手越に激怒しているとのものや、一方の手越が逆ギレしたというものまで飛び交っていた。「年齢もキャリアも違う2人ですが、昔はプライベートでも一緒に遊んでいた仲なんです。手越さんはいま一部のJr.のボイストレーナーを担当していますが、それは滝沢さんと相談して決めたこと。SNS戦略などを展開する滝沢さんのことは、手越さんも信頼していて、滝沢さんが副社長になったときは祝福したそうです。そもそも今回の活動休止処分は滝沢さんが下したものではないと聞いています。一方の手越さんも、滝沢さんに逆ギレするなんてあり得ない」(芸能関係者) 手越としては退所は心に決めていたとはいえ、活動休止となっては心残りもあるだろう。1つは、あの番組だ。「手越さんが“愛してやまない”という『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)も、このままでは降板になるでしょう。レギュラーメンバーのグループLINEでは、すでに事情を説明しているようです。特に宮川大輔さんは心配していて、“なんとか番組に残る方法はないのか?”とスタッフらに相談していると聞きます」(番組関係者) そしてもう1つは、どんなときも信じ、応援してきてくれたファンだ。 NEWSは2017年から2019年にかけて「NEVERLAND」「EPCOTIA」「WORLDISTA」の3つのツアーを敢行。今年3月から6月の「STORY」で4部作の壮大なツアープロジェクトが完結するはずだった。しかし、新型コロナの影響で延期を余儀なくされ、さらに手越の活動休止でフィナーレが迎えられないかもしれない。「手越さんはこれまで退所を何度も考えましたが、このツアーだけはやり遂げたい、という思いがあった。だから来年3月の退所なんです。この『STORY』だけは出たいと熱望していますが、全く先が見えない状態です。 手越さんは女性に関するスキャンダルも多かったけど、裏表のない性格で、ある意味で真っ直ぐな生き様はファンも支持していました。最初は9人いたメンバーが4人にまで減りましたが、いまのNEWSがいちばん好き、というファンは多いんです」(前出・芸能関係者) 5月末、NEWSファンたちがツイッター上で「#鮮やかなマーブル描けばいい」という文字と共にペンライトの画像を投稿した。これは10年前に発表されたNEWSの曲『Share』の一節。「ひとつの色に混ざれなくても、各自の持つ色のままでいい」という意味の歌詞だ。瞬く間に30万以上投稿され、「4人に届け」というメッセージを添える人もいた。 ファンの声は手越の未来にどう影響するのだろうか。※女性セブン2020年6月18日号
2020.06.04 07:00
女性セブン
イモトアヤコ、新居巣ごもり姿 イッテQ!はロケ困難で試練
イモトアヤコ、新居巣ごもり姿 イッテQ!はロケ困難で試練
 5月中旬の午後3時過ぎ、人出の少ない時間を選んだのか都内のスーパーにイモトアヤコ(34才)が現れた。髪はきっちりまとめ、帽子にマスクの完全防備。余計な接触をしないよう慎重に食材をかごに入れていく。新婚半年の妻の買い出しの様子とは到底思えない警戒ぶりだ。 自宅からスーパーまで徒歩10分の距離だが、車で移動。寄り道はせず、しっかり直帰。帰宅先は、以前住んでいた芸能人が多く住む高級マンションではなく、瀟洒なビンテージマンションだった。「つい最近、こちらに引っ越してこられたようですよ。コロナ最中で荷物の移動も大変だったみたい。ご主人の出勤姿は時折見かけますが、イモトさんは全然見ない。ほとんど外出してないんじゃないかしら」(近所の住人) イモトが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のディレクター・石崎史郎さん(42才)と結婚を発表したのは昨年11月。披露宴もせず、別居のまま結婚生活をスタートさせた。「なかなかいい物件がなかったのですが、知人の持ち物でちょうどいい部屋が見つかり、借りることになったそうです。以前の自宅よりもかなり広くなり、おかげでテレビやラジオへのリモート出演へもスムーズに対応できているみたいですね」(テレビ局関係者) しかし冒頭の通り、イモトは超厳戒生活を送る。買い物は週に1度まとめて。出先でも帰宅後もアルコール消毒を徹底。海外ロケで見せていた「虫もそのまま口にする」イモトとはまったく違うスタイルを貫いているという。「コロナ禍で『イッテQ』はテレビ業界の中でもいちばん厳しい状況が続いていました。3月下旬に森三中の黒沢かずこさん(41才)が発症。さらに内村光良さん(55才)の妻・徳永有美アナ(44才)も(感染者を出した)報道ステーション(テレビ朝日系)の出演者であったため濃厚接触者に。3月下旬の時点ではたいていの番組が収録を続行していましたが、『イッテQ』は断念せざるを得なかった。ロケができないと成立しない番組ですから、このままだと存続自体が危ない。イモトさんの卒業の噂もそんなところから出たんだと思います。イモト夫妻は誰よりも『イッテQ』のことを考えていますから、とにかく徹底防御しているんでしょう」(番組関係者) 過去にイモトが旅をしてきた「世界の果て」のアフリカや南米は、いままさにコロナパンデミックの最中。たとえばブラジルでは、大統領が新型コロナを軽視して適切な対応を取らず、感染者数が世界第3位にまで急増。アフリカでも、短期間で感染者が10万人を超えた。 さらに、レギュラーのNEWS手越祐也(32才)は、無期限活動休止となってしまった。「緊急事態宣言解除でドラマロケなどは再開し始めたようですが、『イッテQ』はそう簡単にはいきません。海外ロケの再開を目指すためにもいまが正念場です」(同前) 徹底した自粛生活を送るしっかり者のイモトより、珍獣と闘うイモトが見たい。※女性セブン2020年6月11日号
2020.05.27 15:55
女性セブン
森三中・黒沢「濃厚接触」 嵐や有吉の番組関係者にも不安
森三中・黒沢「濃厚接触」 嵐や有吉の番組関係者にも不安
 4月3日にPCR検査で陽性と判定されたお笑いトリオ・森三中の黒沢かずこ(41)。人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でレギュラーを務めている彼女は、同5日に放送された特番『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ人気番組No.1決定戦2020』に出演していたが、収録日は発症の4日前(3月17日)だった。「100人ほどの俳優やタレントらが出演する大特番で、黒沢さんは相当な人数と“濃厚接触”していた可能性がある。 出演者はウッチャンナンチャン、今田耕司さん、加藤浩次さん、篠原涼子さんなどスターばかりだったので、黒沢さんの陽性反応の一報を受けて局内は騒然となりました」(日テレ局員) 黒沢の感染判明を受けて、日テレは4月6日以降、すべてのスタジオ収録を中止している。「黒沢の収録現場となった番町スタジオは『嵐にしやがれ』や『行列のできる法律相談所』、『有吉ゼミ』などを収録しているので、それぞれの出演者たちにも不安が広がっています」(別の日テレ関係者)※週刊ポスト2020年4月24日号
2020.04.13 16:00
週刊ポスト
再逆転?共倒れ?『イッテQ』『ポツン』ライバル関係が新局面
再逆転?共倒れ?『イッテQ』『ポツン』ライバル関係が新局面
 日曜夜8時という在宅率の高い時間帯に、視聴率をめぐってしのぎを削っている『ポツンと一軒家』(ABC放送・テレビ朝日系)と『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。新型コロナウイルスの影響も心配される中、両番組のライバル関係が新たな局面を迎えつつあるという。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 新型コロナウイルスの感染拡大で朝ドラや大河ドラマの撮影が休止され、春恒例の特番『オールスター感謝祭』(TBS系)が延期になるなど、テレビ番組への影響が次々に報じられています。 なかでも苦しい状況に追い込まれているのが、ロケをベースにした番組。「不要不急の外出自粛」が求められる中、『火曜サプライズ』『笑ってコラえて!』(日本テレビ系)、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)、『YOUは何しに日本へ?』『家、ついて行ってイイですか?』『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)などのロケ番組が成立しなくなりつつあるのです。 とりわけ注目を集めているのが、日曜20時から放送されている『ポツンと一軒家』と『世界の果てまでイッテQ!』の2番組。バラエティの視聴率ランキングで「2トップ」と言われるほどの人気を誇り、ライバル関係にある両番組ですが、ともに新たなロケは行われず「収録済のストック頼み」という現状が明らかになりました。 どの程度ストックがあるのか? どんな代替企画が考えられるのか? 未公開カットを含む総集編や再放送に踏み切るのか? 業界内やネット上には、さまざまな憶測が飛んでいますが、熱心なファンの多い両番組なら「苦肉の策」と言われる総集編や再放送ですら問題になりそうな感があります。ただ、両番組をめぐる今春の変化は、ロケができないことだけではありません。◆「個人視聴率の全体」では互角の勝負 3月30日にビデオリサーチが行っている視聴率調査がリニューアルされ、関東地区で3倍になるなど調査世帯が増えたほか、全国各地で個人視聴率が導入されました。これまでの「どれだけの世帯が見たか」の世帯視聴率に加えて、「性別や年齢などの項目別で誰がどれだけ見たか」を示す個人視聴率が本格的にスタートしたことで、これまでよりリアルな視聴動向が明らかになるのです。 そこで、あらためて『ポツンと一軒家』と『イッテQ!』のライバル関係を振り返ってみると……それまで日曜20時台の絶対王者だった『イッテQ!』に対して、『ポツンと一軒家』は2018年10月にレギュラー放送スタート。右肩上がりで世帯視聴率を上げて『イッテQ!』に迫り、2019年2月には早くも上回りました。 その後も「ともに高視聴率ながら『ポツンと一軒家』が上回る」という状態は今春まで変わらず、世間のイメージも「『ポツンと一軒家』が上」で定着。今年に入ってからも世帯視聴率は『ポツンと一軒家』が5%前後も上回っていますが、実は全国に先がけて関東地区などで計測が行われていた個人視聴率の全体ではほぼ互角だったのです。この違いは「高年層の視聴者をつかむほど世帯視聴率が上がりやすい」からであり、高齢層のファンが多い『ポツンと一軒家』にとって有利でした。 しかし、今春から世帯視聴率に加えて個人視聴率が公表され、大半のテレビ局がそれを重視していく方針のため、『イッテQ!』の再逆転もありえる状況になったのです。さらに掘り下げると、個人視聴率の内訳は、「若年層やファミリー層を中心にした『イッテQ!』のほうがスポンサー受けはいい」という評価もあり、新型コロナウイルスの問題さえ収まれば、再び絶対王者に返り咲く可能性もあるでしょう。 まだリニューアルしたばかりだけに、これまで通り世帯視聴率を中心に報じるメディアが多いものの、今後は徐々に個人視聴率も報じるようになり、それを見る視聴者もリアルな視聴動向がつかめる個人視聴率を重視しはじめるでしょう。◆人気番組だから視聴人数も評価基準に「個人視聴率の本格的な導入によって影響を受ける」と言われているのは、『ポツンと一軒家』だけではありません。『林修の今でしょ!講座』(テレビ朝日系)、『林修のニッポンドリル』(フジテレビ系)、『プレバト』(MBS・TBS系)、『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)、『THE!爆報フライデー』(TBS系)など「高齢層の人気で世帯視聴率を獲得してきた」と言われる番組が影響を受けそうなのです。 さらにこれらの番組以外にも、業界と視聴者の両方から「テレビ朝日やTBSのゴールデンタイムは高齢層向けが多い」と言われているだけに、今回のリニューアルには戦々恐々のはず。一方、以前からいち早く若年層やファミリー層を重視してきた日本テレビにとっては、世帯視聴率から個人視聴率へのシフトが進むほど、トップの座は盤石になっていくのではないでしょうか。 ただ『ポツンと一軒家』に関しては、今回のリニューアルで「全国で何人が見たか」が明快になるため、番組の性質上、地方での人気が高い同番組は総視聴者数で『イッテQ!』を上回る可能性があるでしょう。これほどの人気番組だからこそ、“高視聴率”だけでなく、“視聴人数の多さ”が世間の印象を左右するかもしれないのです。 ともあれテレビ業界としては、「同じ時間帯に人気番組が並び立つ」という往時を彷彿させるライバル関係だけに、今後も『ポツンと一軒家』と『イッテQ!』のデッドヒートが続いたほうがいいのでしょう。 両番組に限らず、コロナウイルスの感染拡大という逆境と、個人視聴率の本格導入という変化にどう対応していくのか。今春は多くの番組にとって試練の季節となりそうです。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.04.05 07:00
NEWSポストセブン
バンジーを拒否したイモト
イモトアヤコ、挙式は鳥取 『イッテQ!』での特番は固辞か
 電撃婚から2か月余り。ラブラブの新婚生活とは程遠い日々を送っているのが、イモトアヤコ(34才)だ。 イモトがレギュラー出演する『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、番組ディレクターの石崎史郎さん(42才)と結婚を発表したのは、昨年11月24日のこと。 緊急生放送と題した番組内では、ニュージーランドロケの模様が放送され、「私が結婚するのは石崎Dです。石崎さんと結婚します」と告白し、ふたりでバンジージャンプを飛んだ。番組終了後には、都内の区役所に婚姻届を提出した。「イモトが“珍獣ハンター・イモト”として、世界の珍獣と触れ合い紹介する人気コーナーで、番組のレギュラーになったのが2007年。世界を旅する中で石崎さんに支えられていることを実感したのだとか。一昨年の4月、イモトが石崎さんを焼肉店に呼び出して、手紙を渡す逆プロポーズをしたそうです」(芸能関係者) まさに“イッテQ婚”のふたりだが、結婚生活も“珍しい”ようだ。「ふたりとも世界中を飛び回っているので、別居のまま入籍。今年に入ってようやく新居を探し始めたとか。なんとか挙式は年内に行おうと場所を探していたようです」(前出・芸能関係者) 世界を知り尽くす夫婦。どんな場所を選び、どんな特番が組まれるのかと思いきや選んだ場所は…。「鳥取です。新婚旅行も国内に。さすがに特番は夫婦そろって固辞しているそうです。内村光良さん(55才)と徳永有美さん(44才)の仲人姿など見たいですけどね(苦笑)」(前出・芸能関係者) 鳥取県といえば、イモトの故郷。高校卒業まで過ごした思い出の地でもある。「『イッテQ』スタッフと祝いたいという思いもあって悩んだそうですが、鳥取に決めたのは地元のおばあちゃんに見せたいというのが、いちばんの理由だそうです。おばあちゃんは足が不自由なので、海外は大変だろうと。神前式を考えているようですが、イモトさんには大好きな安室奈美恵さんの曲『CAN YOU CELEBRATE?』でバージンロードを歩く夢がある。それも悩みどころだとか」(ふたりをよく知る知人) 神社でバージンロードを歩くのか。ワールドワイドなイモトの挙式スタイルに注目だ。※女性セブン2020年2月27日号
2020.02.14 07:00
女性セブン
イッテQ「祭り企画」が復活! 宮川大輔がケーキ投げた
イッテQ「祭り企画」が復活! 宮川大輔がケーキ投げた
 多くの『イッテQ!』ファンが待ち望んでいた「祭り企画」の“復活”が決まった。既に収録は済んでおり、早ければ2月中に放送されるという。 晴れわたった空の下、青い法被にねじりハチマキ、白い足袋をはいた男性が、テレビ局のインタビューに答えている。カメラに真剣な表情を向けるのは、宮川大輔(47才)。ただ、これは日本のメディアではない。アメリカのあるテレビ局のニュース番組だ。 法被姿の宮川といえば、思い出すのが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の人気コーナー「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」。世界各地の祭りに参加する様子が評判を呼んだ“お祭り男”は、テレビ画面から消えて久しい。 原因は2018年11月に『週刊文春』が報じた「祭り企画のやらせ疑惑」に端を発する。現地の祭りとして紹介された「ラオスの橋祭り」や「タイのカリフラワー祭り」が、実際には存在せず、番組サイドが作り上げた“やらせ”だと、住民の証言などをもとに報じたのだ。「日テレは “現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したものではない”と、テレビ局としてやらせには関与していないとの態度を取りつつも、祭り企画の休止を早々に決定しました」(テレビ局関係者) この報道と一連の対応で、視聴率は低下。それまで日曜夜8時は『イッテQ』の独壇場だったが、報道から約3か月後の2019年2月には、裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率トップの座を明け渡してしまったのだ。「宮川さんはこの状況にとても心を痛めていました。常々、“今の自分があるのはすべて祭り企画のおかげ”“命をかけてやっている”と話していましたから。宮川さんは番組MCの内村光良さん(55才)に“自分の企画が迷惑をかけている”と、涙ながらに苦しい思いを明かしていたそうです。 そこで、内村さんが立ち上がったそうです。視聴者からの批判も予想されますし、スポンサーとの折衝も必要。祭り企画の復活が簡単ではないことは内村さんも十分わかっていたことでしょう。それでも、番組サイドと何度も話し合いを重ね、今回やっと復活が決定したんです」(前出・テレビ局関係者) 冒頭、宮川がインタビューに答えていたのは、「地元の祭りに日本のコメディアンが参加」というニュースだ。 今回、宮川が参加したのは、1月25日にアメリカ・コロラド州で開催された『フルーツケーキ飛ばし祭り』。フルーツケーキを投げ、距離と正確さを競ったり、へらにのせたケーキを落とさないように運び、俊敏性とバランス感覚を競うなど、計4種目で争われる祭りだ。1996年に始まり、現在では地元の風物詩になっている。今年は約500人が参加した。“やらせ”報道後、初の祭り企画の収録とあって、進行はかなり慎重に行われたようだ。祭りの現地広報担当者が話す。「日本の番組スタッフから連絡があり、番組の内容や意図についてメールで何度もやりとりしました。収録に参加したタレントは宮川さんだけでしたが、番組スタッフは15人ほどいましたね。宮川さんは開催日前日にとても熱心に練習していました。優勝したかって? それは言えないけれど、観客は彼のパフォーマンスに大笑いしていて、大会を盛り上げてくれましたよ」 以前の「祭り」収録は、スタッフがわずか4人ほどだったと伝えられている。15人と大幅に増員したことからも、企画の復活にかける番組の決意が伝わってくる。「放送日は2月16日だと聞いています。今のところ大々的に告知はせず、さりげなく流す予定。これは宮川さんと内村さんの考えだとか」(日本テレビ関係者) お祭り男の決めぜりふ、「ワッショーイ!」のかけ声とともに、『イッテQ!』復活の起爆剤になってほしい。
2020.02.04 19:00
NEWSポストセブン
高田文夫氏、アンタ復活に結婚ラッシュで衝撃だらけの1週間
高田文夫氏、アンタ復活に結婚ラッシュで衝撃だらけの1週間
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、11月22日「いい夫婦の日」に始まった結婚ラッシュとアンタッチャブルの復活など、衝撃に次ぐ衝撃だらけの一週間についてお届けする。 * * * それは突然の衝撃。11月29日、夜も更けて自分の部屋でボンヤリビール片手にテレビを見ていた。時々大爆笑をくれる有田の「全力!脱力タイムズ」、昔からお気に入りのアンタッチャブルの柴田の気のまわりすぎるつっ込みを見ていた。番組終盤、有田が「それでは10年ぶりにアンタッチャブルの漫才です!」。なんとザキヤマ(山崎)が出てきていきなりあのテンポのいい漫才が始まったのだ。 まさかアンタの漫才がテレビで見られるとは。長生きはしてみるもんだ。この10年決してまじわらなかった二人が掛け合いを始めた。その後の情報では「THE MANZAI」にも出るとか。性質の悪い実力派が復活、若手も第七世代もおちおちしていられなくなった。いい事だ。 仲の悪い二人にヨリが戻ったかと思えばなんだこの結婚入籍ラッシュは? 令和元年で11月22日(いい夫婦の日)で大安だって? だったら11月4日は「いい死」の日か。山口百恵も歌ってた。“いい死、旅立ち~ッ”。それを言うなら「いい日」だ。「ヒ」が「シ」になるとは江戸っ子だな? オードリー若林は「オールナイトニッポン」の生放送でいきなり話し出す始末だけど、相方・春日はまったく知らなかったのが面白い。結局オードリーは二人共今年結婚したことになる。 次の日テレビの「イッテQ!」では生でイモトアヤコが結婚発表。相手は10年以上一緒にロケをしてきたディレクター。誰が言ったか「珍獣ハンター」。 なんと壇蜜は「赤羽」の「人妻」となった。旦那は人気漫画『東京都北区赤羽』の清野とおる。これがテレビドラマ化された時、面白くて深夜毎週見ていた。赤羽の仲良し夫婦といえば林家ペー・パー子ということになる。セクシー系ではたしか橋本マナミも発表したでしょ。そんな中、目立たぬようにますだおかだの岡田が再婚。サンコンじゃなくてサイコンだよ。ひとりの時間も長くて「閉店ガラガラ」ならぬ「戸籍もガラガラ」だったらしい。 そんな騒ぎをよそにさすが笑いが分かっているデブタレント、元子役、カンの良さは師匠さんまゆずりの内山クン。「みんながいい夫婦の日に入籍するので目立たないと思い、私11月29日“いい肉の日”に入籍しました」だとさ。おみごと。 てな訳でアンタの衝撃の復活の次に衝撃だった私の本2冊連続発売。『面白い人のことばっかり!』『画文集 芸人とコメディアンと』よろしく。■イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2019年12月20・27日号
2019.12.09 16:00
週刊ポスト
金曜夜の勢力図に異変? 好調『ザワつく』にも死角アリ
金曜夜の勢力図に異変? 好調『ザワつく』にも死角アリ
 今、テレビ業界で注目されている時間帯が「金曜夜」だという。今秋、民放各局がリニューアルを進めるなどし、視聴率バトルが激化しているのだ。各局の戦略、そして死角は? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがテレビ界の現状とともに解説する。 * * * 今秋は民放各局が金曜夜の番組をリニューアルさせたことで対決図式が鮮明になり、約2か月が過ぎたところで、ある程度の結果や評価が出はじめています。 対決図式の中心にいるのは、国民的アニメの『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を土曜夕方に移動させて、『ザワつく!金曜日』『マツコ&有吉 かりそめ天国』という毒舌トーク番組を並べたテレビ朝日。それまで20時台の生放送だった長寿番組の『ミュージックステーション』を21時台に変えるなどの大改革でしたが、ここまでは一定以上の成功を収めています。 とりわけ『ザワつく!金曜日』は、移動初回の視聴率15.1%から12.5%、12.1%、11.7%、12.9%、10.6%と好調で、時間帯1~2位を獲得(すべてビデオリサーチ、関東地区)。さらに、大みそか夜の大型特番に選ばれるなど、一気に「テレビ朝日バラエティの顔」になりました。一方、深夜帯からの移動で「魅力が消えるのでは?」と不安視された『マツコ&有吉 かりそめ天国』は視聴率10%前後と及第点のスタートだったものの、『ミュージックステーション』の通常放送は視聴率5~6%まで落ち込んでしまいました。 そのテレビ朝日と熾烈な視聴率首位争いをしている日本テレビは、「家族で見よう金曜日」というキャッチフレーズでCMを流していたようにファミリー視聴を強化。19時台の新番組『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』と20時台の『沸騰ワード10』との連続視聴を目指している様子がうかがえます。 日本テレビの鍵を握る『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』は、10月18日の初回と2回の視聴率こそ9.6%でしたが、11月15日の3回は13.3%で『ザワつく!金曜日』の12.9%を上回る好スタート。19時台から20時台に移動した『沸騰ワード10』も8.8%、12.1%、13.1%と好調で、視聴率の面では、前述したテレビ朝日に加えて、『爆報!THEフライデー』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で金曜夜のトップを走ってきたTBSと三つ巴の様相を呈しています。『坂上どうぶつ王国』の次に『でんじろうのTHE実験』を移動させ、新番組『ウワサのお客さま』をスタートさせたフジテレビも含めて、なぜ民放各局は金曜夜にこれほど注力しているのでしょうか。その理由を掘り下げていくと、方向性の違いとともに、死角が見えてきたのです。◆土日同様にファミリー層を狙う理由 なぜ民放各局は金曜夜にこれほど注力しているのか? 民放各局を戦略別に見ていくと、テレビ朝日とTBSは中高年層、日本テレビとフジテレビはファミリー層をメインターゲットにしていることに気づかされます。 もともと仕事や学校が休みの土日夜はファミリー層をターゲットにした番組が多く、日本テレビなら『天才!志村どうぶつ園』『世界の果てまでイッテQ!』、TBSなら『ジョブチューン』『炎の体育会TV』、フジテレビなら『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』などを放送してきました。 一方、平日の夜はファミリー視聴が難しいため、中高年層や主婦層をメインターゲットにした番組が主流。しかし、日本テレビとフジテレビの金曜夜は土日と同じようなファミリー層をメインターゲットにした番組をそろえているのです。「それでは視聴率が取れないだろう」と考えて中高年層や主婦層がメインターゲットの番組を並べるテレビ朝日とTBSとは対照的であり、「今秋の改編で方向性がはっきり分かれた」と言っていいでしょう。 日本テレビとフジテレビがファミリー層向けの番組を並べた理由は、子どもたちは中高年に次いでリアルタイム視聴が期待できる視聴者層だから。また、子どもたちはスポンサーから見た出稿価値が中高年よりも高いことが多く、「テレビの視聴習慣をつけてもらう」「テレビを見るならこのチャンネルという意識づけ」という近未来への投資もあるようです。 とりわけ子どもたちにとっての金曜夜は、学校が終わって休日がスタートした幸福感があるほか、ふだん以上にテレビを見ることを許されやすい時間帯。親から見ても、「金曜夜に子どもとのんびりテレビを見られるのは幸せ」「金曜夜は好きな番組を見させてあげたい」などと感じやすいものです。◆「中高年層シフト」を進めるリスクとは つまり、ポジティブな意味でのファミリー層狙いであり、早くも視聴率という結果を得られはじめているだけに、中高年層がメインターゲットのテレビ朝日とTBSは安穏としてはいられません。 第2次ベビーブーム(1971年~1974年生まれ)の世代がアラフィフに入る一方、出生数が下がり続けるなど、まだまだ高齢化社会が進みそうな中、中高年層をターゲットにした戦略が間違っているわけではありません。 しかし、このところテレビ朝日とTBSの番組表は中高年層シフトが進んだことで、業界内外から「似た演出になりがちで、そろそろ飽きられるのでは?」「その他の層から“中高年チャンネル”とみなされはじめている」「その象徴で大みそか特番もある『ザワつく!金曜日』は批判を受けやすい」などのリスクが指摘されています。 また、テレビ朝日とTBSの番組関係者に話を聞いても、「視聴率が取れているからOK」ではなく、「このままでいいのか分からない」という不安の声が目立つようになりました。実際、現在のスポンサーは一般的に報じられる視聴率より、「誰が見ているか?」という個人視聴率の内訳を重視している企業が増えていますし、視聴率首位の日本テレビがその座を守るために目先の視聴率を追うのではなく、他局以上に視聴者層の内訳を重視していることがそれを証明しています。 中高年層向けの番組は、CM収入で苦戦しはじめている上に、有料コンテンツ、イベント、物販などの派生収入もあまり期待できず、社会的なブームにつながる可能性もほとんどありません。「『ザワつく!金曜日』が好スタートを切った」と言っても、テレビ業界内では冷ややかな視線を向ける人も少なくないですし、いまだ『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を移動させたことに不満をもらす視聴者もいるなど、順風満帆とは言えないのです。 民放各局ともに先行きはまだまだ不透明ではあるものの、もともと圧倒的に強かったTBSにかげりが見えはじめているように、金曜夜のテレビ番組が混沌とした状態であることは間違いありません。 テレビ朝日とTBSはどのような方法でターゲット層を広げるか、日本テレビとフジテレビはどのような方法で大きなムーブメントにつなげていくか。より多くの試聴が見込める土日をいい状態で迎えるために、金曜夜の重要性は増しているだけに、今後も民放各局はさまざまな手段を考え、実行していくでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.11.29 16:00
NEWSポストセブン
歴代ワーストの視聴率8.6%を記録した『イッテQ!』(HPより)
ラグビーW杯の裏で『イッテQ!』と『ポツンと』視聴率に明暗
 昨年まで日曜の夜といえば、日本テレビの独壇場だった。17時台の『笑点』から21時台の『行列のできる法律相談所』まで2ケタの視聴率を取り続け、“黄金の縦ライン”と呼ばれることもあった。 しかし、最近はテレビ朝日がその牙城を脅かしている。昨年10月、20時台に『ポツンと一軒家』を開始させると、『世界の果てまでイッテQ!』のヤラセ疑惑も重なり、同時間帯首位の座を奪った。テレビ局関係者が話す。「最近、日テレは19時台の『鉄腕!DASH!!』も数字が下がっています。山口達也が抜けた穴を埋め切れておらず、最近はテレ朝の『ナニコレ珍百景』にも負けている。9月29日は城島茂の結婚スペシャルで2時間放送して13.0%だった。この日は『珍百景』が14.6%、『ポツンと一軒家』が20.8%とテレ朝に差をつけられた。城島の結婚は前日から情報番組などで散々話題になっていたので、もう少し上がると思いましたが……」(以下同) 翌週の10月6日、日本テレビは『日テレ系人気番組No.1決定戦』の4時間スペシャルを放送。日テレの総力を尽くした特番だったが、13.2%に終わった。「同番組は昨年10月の12.9%よりは微増していますが、今年4月の14.4%、昨年4月の15.5%と比べると勢いを失っています。この日、テレ朝は19時台『珍百景』13.3%、20時台『ポツンと一軒家』19.9%と通常通りの放送でした。そして、21時から2時間『ドクターY~外科医・加地秀樹~』で14.0%を記録。改編期にもかかわらず特番で対抗せず、視聴習慣のある『珍百景』『ポツンと一軒家』を持ってきた作戦も功を奏したと思います」 10月、日本テレビはラグビーW杯の中継で、高視聴率を獲得。特に13日の『日本対スコットランド戦』は39.2%を叩き出し、週間の世帯視聴率3冠王にも大きく貢献した。「日テレはラグビーW杯に浮かれている場合でもない状態です。13日の『日本対スコットランド戦』の裏でも、テレ朝は『ポツンと一軒家』で16.4%を獲った。しかし、20日の『日本対南アフリカ戦』(NHK)が41.6%の裏で、『鉄腕!DASH!!』は7.9%、『イッテQ!』の2時間スペシャルは8.6%しか取れなかった。ラグビーW杯があったとはいえ、日テレの日曜ゴールデン帯が惨敗するとは……。ちなみに、テレ朝は19時台から『珍百景』が2時間スペシャルで11.3%を獲りました」 前の週と比べて、ラグビーの視聴率は2.4%しか変わっていないが、お化けコンテンツの裏で放送された『ポツンと一軒家』と『イッテQ!』では、だいぶ差が開いた印象だ。「『イッテQ!』の8.6%は歴代ワーストの数字です。日テレは13.5%以上を高視聴率の目安においていますが、『イッテQ!』は9月15日以降の放送3回で、いずれも下回っている。いよいよ正念場を迎えてきたという感じです。 テレ朝は『ポツンと一軒家』が番組最高の20.8%(9月29日)を出した週に、週間の世帯視聴率3冠王を獲っています。日曜の不振は局全体に響いてきます。ラグビーW杯という宴が終わった後、どう対策を講じていくかが鍵になるでしょう」 日曜ゴールデン帯の出来は局の命運を握っている。『イッテQ!』の巻き返しはあるか。
2019.10.27 07:00
NEWSポストセブン
オバマ大統領とオランド大統領(写真/ロイター/アフロ)
キムタク新ドラマ3つの試練 初回の裏番組にラグビー日本戦も
 今回は今までにない試練かもしれない。木村拓哉が主演するドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の初回放送の裏番組が、高視聴率が確実視される強力番組ばかりなのだ。しかも、放送開始時間が遅れる可能性も出てきて…。キムタクドラマ、どうなる? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 20日夜、「今秋最大の話題作」と言われる『グランメゾン東京』(TBS系、21時~22時19分)がいよいよスタートします。 同作は、依然として「視聴率男」と言われ続ける木村拓哉さんが主演を務めるほか、共演に鈴木京香さん、及川光博さん、沢村一樹さんら主演級がズラリ。スタッフにも、『半沢直樹』『ノーサイド・ゲーム』らを手がけた伊與田英徳プロデューサー、『アンナチュラル』『中学聖日記』らを手がけた塚原あゆ子監督らTBSのエースがそろっています。 さらに、パリの三ツ星レストラン「ランブロワジー」で世界初のドラマ撮影を行うなど、ミシュランガイドが全面協力。また、山下達郎さんが2003年の『GOOD LUCK!!』以来16年ぶりに木村拓哉さん主演ドラマの主題歌を担当し、作品の世界観に合う「RECIPE」を書き下ろすなど、時間と予算を割いた力作です。 しかし、1話が放送される20日には、『グランメゾン東京』と木村拓哉さんに3つの試練が待っていました。◆民放各局の包囲網とラグビー日本戦 1つ目の試練は、民放各局の強力な特番。まず日本テレビは、19時58分から21時54分まで、『世界の果てまでイッテQ!秋の2時間SP』を放送。出川女子会、内村光良のカレンダープロジェクト、イモトワールドツアーなどのファミリー層に強い看板企画をそろえました。 次にテレビ朝日は、21時から23時5分まで、通算21作目となる2時間ドラマの人気シリーズ『おかしな刑事』を放送。同作は17年間に渡って平均視聴率2桁を記録するなど、メインターゲットの中高年層をガッチリつかんでいます。 フジテレビも20時から21時54分まで、12回目となる人気シリーズ『世界法廷ミステリー』を放送。直近の放送である今年6月15日も視聴率10.9%を記録するなど、ミステリーフリークを中心に根強い支持を集めています。 いずれも、あるターゲット層にめっぽう強い番組だけに、「木村拓哉さん主演の新作ドラマでも苦戦するだろう」と言われているのです。 2つ目の試練は、19時10分~21時50分にNHKで放送される『ラグビーワールドカップ2019 準々決勝・日本vs南アフリカ』。大会前は、「日本が準々決勝に進めるとしたら、プールAを2位通過だろう」と言われていたものの、はじまってみたら世界ランク2位のアイルランドを破るなど4連勝で1位通過。2位通過なら準々決勝の日本戦放送は19日でしたが、快進撃によって20日となり、『グランメゾン東京』の1話放送と重なったのです。 ちなみに、一週間前の13日に放送された日本vsスコットランドは、39.2%の超高視聴率を記録。準々決勝から「負けたら終わり」で緊張感が増すトーナメント戦に突入するほか、前回大会で「ブライトンの奇跡」と呼ばれた優勝候補・南アフリカとの再戦とあって、同等以上の視聴率が予想されています。 通常、木村拓哉さんほどの大物が出演する新作ドラマは、「とりあえず1話は見てみよう」「1話を見て今後見るかどうかを決めよう」という試し見があるものですが、今回ばかりはリアルタイムで見てもらうのが至難の技なのです。◆主演連ドラ「初の1桁視聴率」の危機 3つ目の試練もスポーツ絡みで、しかもTBSが放送する番組。『グランメゾン東京』が放送される前の18時~21時に、『SMBC日本シリーズ2019第2戦ソフトバンクvs巨人』の野球中継があるのです。 しかも試合開始の18時30分に、今年の平均試合時間である3時間21分(858試合)をあてはめてみると、22時ごろまでの放送延長が有力。もし延長戦に突入したら『グランメゾン東京』は、さらに遅い時間帯の放送となるだけに影響は免れないでしょう。 実際、競技こそ異なりますが、『ワールドカップバレー2019』の中継延長で『シャーロック』(フジテレビ系)2話が9時から9時50分からに繰り下がり、視聴率は1話の12.8%から9.3%に急落。同じく『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)の2話も9時から10時5分に繰り下がり、視聴率は1話の11.5%から7.7%に急落してしまいました。 やはり、「いつスタートするか分からない」という状態ではリアルタイム視聴が難しく、「見てもらえたとしても録画で、視聴率には反映されない」のです。 野球中継が延長して『グランメゾン東京』の放送が繰り下がったら、ラグビー中継や『イッテQ!』との競合を避けられる一方、日曜の夜だけに視聴者数は間違いなく減るでしょう。つまり、延長がなかったとしても、延長があったとしても、厳しい状況は変わりないのです。 木村拓哉さんと言えば、平成に放送された連続ドラマの「全話平均視聴率ベスト10」で上位5位までを主演作が独占(時代劇を除くゴールデン・プライムタイム、関東地区、ビデオリサーチのデータをもとにTBSが集計)したカリスマ。 令和に変わって1作目となる『グランメゾン東京』は、木村拓哉さんサイドにとって絶対に成功させたい作品。だからこそ、今まで一度もなかった「1桁視聴率」という危機にどう立ち向かうのか。もし3つの試練を跳ね返すことができたら、木村拓哉さんは令和も連続ドラマの主役として君臨し続けるでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.10.17 16:00
NEWSポストセブン
『イッテQ』で実績を作った木村佳乃
24時間テレビのマラソン「アンカー木村佳乃」のサプライズか
『24時間テレビ』(日本テレビ系、8月24~25日放送)のマラソンランナー発表は異例の連続だった。4人の駅伝方式(計168.78キロ)で、まず、いとうあさこ(49)とお笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のよしこ(28)の名前が明かされた。残り2人も近日中に発表される見込みだが、さらなるサプライズが用意されているという。 そもそも駅伝方式というのも、段階的に発表されるというのも異例のことだ。その理由を日テレ関係者が語る。「例年5月末、遅くても6月中には発表されていました。100キロ以上を走るにはそれなりに練習期間が必要ですから早めがいい。当初から、視聴率が低迷していた『世界の果てまでイッテQ!』の出演者からランナーを輩出する方向は内定していました。日テレの基幹番組である『イッテQ!』を再度盛り上げるのが目的です。 その中で本命だったのは宮川大輔さん(46)で、本人にも打診していたはず。ところが、吉本芸人らを巡る闇営業問題が発覚。『24時間テレビ』は寄付を募って成立するチャリティー番組ですから、芸人が暴力団や詐欺集団などの“反社”から謝礼をもらっていたという構図は連想すらされてはいけない、絶対的なNG。宮川さんはこの騒動とは無関係ですが、闇営業問題で謹慎処分を受けた宮迫博之さん(49)らと近い関係であることから、思わぬ連想がないよう、急遽見送られたのだと思います」 結果、練習時間が少なくなってしまったために駅伝方式が採用されたと、この関係者は分析している。 残る2人について、インターネット上では、日テレ系の情報番組『ZIP!』の金曜メインパーソナリティに就任したばかりの吉田沙保里(36)や、元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈(36)らが予想されている。練習時間が少ないため、元アスリートという選択はもっともらしいが、先の日テレ関係者はこう語る。「やはり『イッテQ』で固めると思います。そこでサプライズとして浮上しているのが、木村佳乃さん(43才)です。最近、木村さんは『イッテQ!』で芸人さんと体を張った共演をして、新しい一面を見せています。5月に1年ぶりに出演した回も高視聴率でしたし、『イッテQ!』の視聴率V字回復には必要不可欠な存在です。彼女が駅伝のアンカーとなり、ゴールの東京・両国国技館では夫の東山紀之さん(52)が待ち構える。最後は木村さんと東山さんが一緒にゴールし、メインパーソナリティの嵐が祝福するという絵が最高のフィナーレになると見ています」(前出・日テレ関係者) 果たしてビッグサプライズは実現するだろうか。
2019.07.16 16:00
NEWSポストセブン
テレビ業界で注目を集める『ポツンと一軒家』(公式HPより)
『ポツン』躍進で日曜夜が激変!視聴率上位独占と1時間回帰
 今、テレビ業界で最も注目を集める時間帯は“日曜夜”だという。多くの人気番組がひしめくこの枠が激変しているというのだ。いったい何が起こっているのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * このところ、「『ポツン』が視聴率20%超え」「『イッテQ!』のロケ中にケガ続出」「『いだてん』が最低視聴率更新」「『池の水ぜんぶ抜く』が失速」などと日曜夜のテレビ番組に関するニュースが続いています。『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)を除くとネガティブな話題が目立つものの、日曜夜の番組は高視聴率がズラリ。先週の視聴率ランキングを見ると、バラエティー番組で『ポツンと一軒家』が20.7%、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が17.3%、『笑点』(日本テレビ系)が17.0%、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が14.0%、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が13.5%、『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)が13.3%と、トップ10のうち6番組を占めています(ビデオリサーチ、関東地区、6月17日~23日)。 その他も、情報・教養番組では『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)が13.4%。ドラマでは『集団左遷!!』(TBS系)が13.1%、『日曜プライム・法医学教室の事件ファイルスペシャル』(テレビ朝日系)が11.7%。アニメでは『サザエさん』(フジテレビ系)が11.9%を記録。一週間の中でも、日曜夜の番組が視聴率ランキング上位を席巻しているのです。◆日テレを追うテレ朝の成功に、フジとTBSが追随 もともと日曜夜は、日本テレビが『ザ!鉄腕!DASH!!』、『世界の果てまでイッテQ!』、『行列のできる法律相談所』という1時間番組を3つ並べることで成功を収めていました。テレビ朝日、TBS、フジテレビは、日本テレビへの対抗策として「1時間番組を2時間特番として隔週で交互に放送する」という方法を採用していましたが、日本テレビ優位の状況は変わらなかったのです。 しかし、昨秋スタートのテレビ朝日『ポツンと一軒家』が高視聴率を記録し、それに引っ張られるように前番組の『ナニコレ珍百景』も高水準をキープしていることで、他局が徐々に追随。4月からフジテレビが2時間特番ではなく、『ジャンクSPORTS』、『でんじろうのTHE実験』、『アオハルTV』を1時間ずつ放送するという編成が少しずつ増えているのです。6月に入ると、ついにTBSも2時間特番ではなく、『坂上&指原のつぶれない店』、『消えた天才』、ドラマ『日曜劇場』と1時間~1時間30分の番組を続けるようになりました。 これまで2時間特番を乱発しすぎたことで“特別感”がなくなり、視聴習慣がつきにくいため視聴率は低迷。しかしテレビマンたちは、「それでも毎週放送の1時間番組では日テレに歯が立たない」とみてなかなか踏み切れませんでしたが、『ポツンと一軒家』の大成功をきっかけにようやく変わったのです。 注目すべきは、「日曜以外の曜日では、いまだに多くの2時間特番が放送されている」こと。なぜ民放各局は、日曜だけ1時間番組を放送しているのでしょうか?◆日曜夜の番組はテレビ局の生命線 その理由は、現在のテレビ局にとって日曜夜の番組はフラッグシップコンテンツ(局を代表するもの)だから。幅広い年代の視聴者に見てもらうチャンスが最も大きい時間帯であり、視聴率を稼ぐ上での生命線とも言えます。 ネットの普及をはじめ、エンタメやライフスタイルが多様化したことで、人々が家でじっくりテレビを見る時間が減る中、在宅率の高い日曜夜は最大のチャンス。子どもから大人まで幅広い年代が見やすい番組がそろっているのはそのためであり、視聴者にとっても「1時間単位で見たい番組を選べる」というかつてのわかりやすい状態に戻りました。 その効果は視聴率にも表れ、日本テレビとテレビ朝日が成果を収めているほか、TBSとフジテレビも以前より上昇。つまり、各局の視聴率争いではなく、テレビ全体の視聴者数や満足度を上げているのです。 もう1つ大きいのは、日曜夜の番組を成功させれば、他の曜日に新たな挑戦がしやすくなること。一時期、視聴者から「どの曜日も同じような番組ばかり」という批判がヒートアップしていましたが、徐々にオリジナリティのある番組が増え、テレビ本来の魅力である多様性が再び生まれつつあります。 ただ、テレビ局が戻るべきは、「全ての曜日が毎週1時間の番組になる」という本来の姿。そもそも、わずか数分のネット動画に慣れた人々、特に10~30代の男女に「2時間超の番組を見続けてほしい」というのは至難の技であり、その意味で日曜夜の変化は「テレビが正しい方向に戻っている」と言えるのです。 制作費やスケジュールの問題などで、日曜以外の曜日が変わるのは、まだまだ難しいところがありますが、この先2時間特番がほぼ改編期だけになったとき、「きっかけは『ポツンと一軒家』の成功だった」と、その功績が称えられる日が来るかもしれません。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.06.30 07:00
NEWSポストセブン
バラエティからドラマなど出演の多いウッチャン
立て直し図るイッテQ! 内村自ら安全なロケ企画出演予定も
 インドで『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の撮影中に、ANZEN漫才のみやぞん(34才)が左足首を骨折したことが5月28日、日本テレビから発表された。ロケが行われたのは24日。みやぞんは、木の板をジャンプ台にして火の輪をくぐるという課題に挑戦し、着地の際に左足首をひねったという。約2か月の治療期間を要する重傷である。 日曜よる8時台の大人気番組であった『イッテQ!』。しかし、昨年11月に週刊文春がヤラセ疑惑を報じたことで、視聴者離れが進むことに。裏番組であるテレビ朝日系『ポツンと一軒家』に視聴率でも敗北するようになったのだ。 そういった中で『イッテQ!』では制作体制の立て直しとみられる動きもある。「番組を立ち上げた名物プロデューサーが、6月1日に子会社に出向しました。ヤラセ騒動の責任を取ったそう。それでも、核となる総合演出のプロデューサーが中心になって、新企画を考え続けています」(日本テレビ関係者) 一部では、MCの内村光良(54才)が、企画会議で怒りを露わにしたと報じられた。「怒ったというよりは、厳しい表情で臨んでいたという方が正しいですね。そういう行動を取ったのも、内村さんがこの番組に、責任と愛を感じているからでしょう。今後、自ら率先してロケに出て、安全かつ面白い企画に出演する予定です」(芸能関係者) 内村の胸の内にあるのは、トラブルなく番組を続け、もう一度番組に勢いを取り戻したい、という思いだけだろう。それは、これまで手に汗を握りながら数々のチャレンジを見つめてきた番組のファンも同じだ。「視聴率こそ『ポツンと一軒家』に負けていますが、視聴世代はだいぶ異なります。日曜夜8時に小さい子供から大人までそろって楽しめる番組ではダントツ『イッテQ』が人気。『ポツンと~』はほぼ50代オーバーです。小学生からの“やめないで!”という声も多数届いています」(前出・日本テレビ関係者) その思いは、今回、けがを負ったみやぞんら出演陣も同じはず。「みやぞんさんもイモトアヤコさんも、この番組でブレークしたと言っても過言ではありません。恩のある番組を続けたい、盛り上げたいという気持ちを持っていますし、今回のことも、事故なので仕方ないと周囲に話しています。この番組に愛着と恩を感じている出演者はたくさんいます。多少、旗色が悪くなったからといって、遠ざかっていく人はいません」(テレビ局関係者) ファンの期待に応えてほしい。※女性セブン2019年6月20日号
2019.06.09 07:00
女性セブン

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