「よく、夫婦げんかで妻が夫に対し“あなたは出産のときについていてくれなかった”などと、過去のことを持ち出して怒りをあらわにすることがあります。
これは、“女性はなんでも受け入れるべき”という刷り込みのせいで、ずっとがまんしてきた無数の不満が爆発した結果。多くの女性が、“未消化の怒り”を抱えたまま生きているのです」
芸能界でこそ権力を握る上沼だが、典型的なモラハラ夫に悩まされたといわれ、“夫源病”を抱える“家庭内弱者”でもあるという。
結婚後に仕事復帰を望んだ上沼に対して、「西は姫路、東は京都までやったら、日帰りできるやんな?」と、家事との両立を約束させ、上沼がかぜをひいて「熱があるみたいやから早めに寝る」と言うと、「そしたら晩ご飯はどないなる?」と返してくるなど、亭主関白すぎる夫に疲れ、2018年から別居中と報じられている。
家庭では従順な妻でいることを強要され、未消化の怒りを抱えているからこそ、仕事でまで男性になめられるわけにはいかない。
女性は年を重ねてヒステリックになるわけではない。がまんを強いられてきた女性が限界を迎えたとき、社会や男性が「オバさんはヒステリックだ」と言うだけなのだ。
※女性セブン2020年9月3日号