芸能

Snow Man、弾丸日程で“バルセロナ極秘集結”舞台裏 9人の強い直談判に応えてスケジュール調整、「新しい自分たちを見せたい」という決意

「滝沢歌舞伎」でも9人での海外公演は叶わなかった

「滝沢歌舞伎」でも9人での海外公演は叶わなかった

 2025年にデビュー5周年を迎える「Snow Man」。デビュー後すぐにコロナ禍に見舞われた。事務所の改革も行われた。それでも彼らは常に、グループとしての進化を諦めなかった。この5月、メンバー9人が向かった先はスペイン・バルセロナ──ここから彼らの新章が始まる。

 イベリア半島の北東部に位置し、サグラダ・ファミリアをはじめとする歴史的な建築物が点在するスペイン・バルセロナ。5月中旬、「Snow Man」の9人の姿はこの世界有数の観光都市にあった。多忙な9人が全員そろって海外に足を運ぶのは、決して容易ではなかった。しかしスケジュールを縫ってでも、この地を踏みしめたいと願ったのはほかでもない彼らである。「ここにいる9人で、これまでとはまったく違う作品をつくりたい」。Snow Manのメンバー全員がそう強く願っていた──。

 Snow Manの面々がバルセロナに滞在したのは、5月中旬から下旬にかけての約1週間だった。

「飛行機での移動に丸々2日を要したので、実質的な現地での滞在期間は4日ほど。まさに弾丸日程だったと聞いています」(芸能関係者)

 バルセロナ行きにかけるメンバーの思いは強かった。日本を離れる約1か月前の4月初旬、9人は東京ドームのバックヤードで顔を突き合わせた。

「その日は4月10日に行われた『STARTO ENTERTAINMENT』(以下、スタートエンタ)所属アーティストによるライブイベント『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』のリハーサル日でした。慌しいリハーサルの合間でしたが、バルセロナでの撮影についてのビジョンを共有するために、しっかり打ち合わせがしたいと、海外ロケにかかわるスタッフ全員が東京ドームに集められました」(前出・芸能関係者)

「WE ARE!」には、スタートエンタに所属する13組72人のアーティストが集結。嵐の松本潤(40才)とSUPER EIGHTの大倉忠義(39才)が演出を担当し、King & Prince、なにわ男子、SUPER EIGHT、Hey! Say! JUMPなどおなじみのグループが会場を盛り上げ、スタートエンタから初のデビューとなるAぇ! groupがデビュー曲を披露した。人気グループが続々と登場するなか、トリを託されたのがSnow Manだった。

「9人が登場したときの大歓声はその日いちばんでした。特に目黒蓮さん(27才)への声援は圧倒的で、『めめー!』という叫び声がドーム中を飛び交っていました。さらに、グループ単体として3曲も披露したのは彼らだけ。いまは彼らが事務所の“顔”なのだと感じました」(レコード会社関係者)

 新体制となって初めてのライブで重要な役割を任されたSnow Man。リハーサルでは疲労困憊だったはずだが、合間を縫って行われた打ち合わせは白熱したという。

「まさに今回のバルセロナロケはSnow Manプロデュースと言えます。目黒さんやラウールさん(20才)、リーダーの岩本照さん(31才)らを中心に一からアイディアを出し合い、撮影イメージを全員で共有。スタイリッシュな画づくりに定評があるカメラマンをメンバー自身が指名して、撮影を依頼しました。

 この決起集会では、メンバー全員が『これから先、まったく新しいSnow Manを見せたい』と並々ならぬ意欲を持ち、その勢いのまま颯爽とバルセロナに向かったようです」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン