政治家や医師会等は「正念場」「瀬戸際」「勝負の2週間」「真剣勝負の3週間」「危機的状況」などともはや「世界の終わり」的な発表をする。テレビは「今日の感染者は〇名です。火曜日としては過去最高です」や「イギリス由来の変異株が猛威を振るっています」などと眉をひそめながら悲壮感を漂わせてそのヤバさを報じている。これを受けて「政府の対応はダメだ!」「人々の気の弛みが発生している!」「ステイホームを徹底せよ!」などとコメンテーターが絶叫するが、どうも小林氏も宮沢氏もこの状況をコメディのように捉えているのである。それがこの対談の「明るさ」に繋がっているのだろう。
宮沢氏による小林氏に対する「同じ姿勢、同じ考え方」というのは、実は私にも一致する。だから2021年1月9日に東京で行われた小林氏主催のイベント「オドレら正気か?新春LIVE」に私も呼ばれたし、宮沢氏も来た。その「同じ姿勢、同じ考え方」とは以下である。
コロナって実は日本ではたいしてヤバいウイルスじゃないんじゃねーの? なんで日本中がこんな雑魚ウイルスに右往左往させられているの? バカなの?
である。こうしたことを我々3人は日々述べているだけに「大切な命が奪われたらどうするんだ!」「お前は身近な人が感染しても同じことが言えるのか!」「小林よしのりだって高齢者だろ!」みたいなことを言われてしまう。