2022年で歌手活動40周年だけど、いつもとはひと味違う曲(「一本道の唄」)を出す準備をしているところでね。もう一花咲かせようって気持ちでいますよ。僕ももうすぐ70歳になるし、いつまで歌えるかもわからないけれど、もう一発、“なにクソっ”って気持ちでいます。それはやっぱり、またあの和気藹々とした楽屋の雰囲気を大晦日に味わいたいと思うからだね。
最近の紅白は、五木ひろしさんが出なくなったのにはショックだったし、北島三郎さんも若い世代に譲ると言って出られなくなったけれど、あの2人は出ないとダメだよ。紅白は若い者に譲らなくても、勇退だなんて言わなくても、何歳でもまた目指すべき大舞台だと僕は思っています。
※週刊ポスト2022年1月1・7日号