「脊柱管狭窄症」日常生活で気をつけるポイント

「脊柱管狭窄症」日常生活で気をつけるポイント

Q. 脊柱管狭窄症の症状に「排尿障害」が挙げられていたが、「排便障害」もある?

A. 脊柱管狭窄症の馬尾型が進行すると、尻や膀胱のコントロールが利かなくなるため、排尿だけでなく排便にも障害が起こる。急速な悪化によっては生活の質がかなり下がるので、馬尾型は一刻も早い治療が必要だ。

Q. 先日、脊柱管狭窄症の手術を受けたが、こむら返りがちょくちょく起きて困っている。脊柱管狭窄症とこむら返りは何か因果関係がある?

A. こむら返りは、脊柱管狭窄症の外科手術後に残りやすい症状のひとつ。神経障害による症状は手術で取り除けないものもあり、「痛みはとれたのに、足裏のしびれやこむら返りが残る」ことも。筋肉を制御する神経とリンクしているこむら返りについては、「寝る前に水を飲んで水分不足を解消しておく」「起こってしまったら、ゆっくりふくらはぎを伸ばす」といった一般的な対処法で解決を。

取材・文/山本真紀

※週刊ポスト2022年1月14・21日号

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